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女性記者のひとりごと vol.44 お土産

上司からは「お土産狙いで取材先を選んでないか?」とからかわれたものだが、決してそんなことはない…つもり。「お土産」とセットで思い出す成功社長の話。

日本企業の特徴だろうか、
社長を取材すると、帰りに「お土産」を頂くことが多い。
お土産の内容は、その会社の商品であったり、お菓子であったり、いろいろだ。
あくまでもその会社の慣習というか儀礼的なものであって
「コレあげるからよく書いてね」という事でもないのだろうが、
駆け出しの頃は、「お荷物になってしまいますが…」
と言いながら紙の手提げ袋を渡す秘書の笑顔に
ある種のプレッシャーを感じたものだ。

もちろん、お土産を貰ったからといって記事に手心を加えることはない。
しかし、印象には残る。
銀座のシンボルにもなっている某有名宝飾店の会長に取材させて頂いた時は
帰りにその会社の時計をいただき大喜び、もとい大恐縮した。
某高級フルーツ店の会長に取材した時はフルーツ盛り合わせ
某菓子メーカーの社長からは洋菓子詰め合わせ
某化粧品メーカーの社長からは化粧品セット…
上司からは「お土産狙いで取材先を選んでないか?」とからかわれたものだが、
決してそんなことはない…つもりだ。
成功社長の話を聞くのは純粋に面白い。
とりわけ大企業のトップが語る「税」は、
力強く、潔く、歯切れがよくて、聞いていてワクワクする。

もうお亡くなりになった方も多いけれど、
テレビなどでその方々の業績を振り返る特集などをやっていると
取材させて頂いた時の様子と「お土産」を、セットで思い出す。

著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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