2019年10月1日から、消費税の税率が8%から10%に引き上げられる。あわせて、日本では初めてとなる軽減税率制度が実施されるが、国税庁では混乱が予想されることから、全国の各税務署で事業者を対象にした説明会を行っている。

消費税の増税は2014年4月以来、5年6か月ぶり。今回は単に税率がアップするだけでなく、生活への影響を考え「軽減税率制度」が設けられている。軽減税率の対象となる品目は「酒類や外食を除く飲食料品」および「定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞」となっており、全ての事業者は制度実施前の準備が必要となる。東京都内では、3月以降も9月25日まで説明会を各税務署にて随時開催しており、無料で受講可能だ。中には事前登録が必要な会場もあるため、開催日程一覧表を確認の上、受講してほしい。
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/setsumeikai/015.pdf (国税庁HP 消費税軽減税率制度説明会の開催予定一覧より)

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