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コラム「経営者とのコミュニケーションをより円滑にするために知っておくべき方法」~「タイプ」による違いを認識して、コミュニケーション力をアップデート!~

多くのビジネスパーソンにとって、「コミュニケーションスキル」は欠かせないものです。もちろん、公認会計士や税理士といった会計人にとっても例外ではありません。
普段、感覚的におこなっている「コミュニケーション」ですが、一人ひとりがもつ固有のタイプにより、コミュニケーションのスタイルも異なることを意識されたことはあるでしょうか?
ここでは、世界でもっとも有名な心理検査、「MBTI」で使われているタイプ分類別をご紹介させていただき、「コミュニケーション」についての新しい観点をお伝えします。

こんなこと、普段の打ち合わせや会話の中で起きていませんか?

「質問したのに、ずっと黙っているな」
(私の質問が悪かったのかな?考えていないのかな?)

 

「ずっと話してるし、先ほどと言ってること全然違う」
(一貫性のない人だな)

 

「計画通りで融通が利かなくて困る」

(これぐらい融通してくれても。。。)

または

「いつもぎりぎりで変更してきて計画性がないな」

「あの人周りの人のことばかり気にしていているな」

「いつもドライな対応で冷たい人なのかな」

などなど。

 

自分の感覚に照らしたときに、相手の反応が不可解に感じることがあるかと思います。

上記のようなことは、”人間のタイプ”の違いによって起きる「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」が原因である可能性があります。

アンコンシャス(unconscious)は「無意識」、バイアス(bias)は「偏見」であり、直訳すると「無意識の偏見」。

つまり、物事に触れたときに、瞬時に思ってしまうことです。

「バイアスがかかる」という言葉は日常生活でも使うことがありますが、本人も気づいていない「思い込み」として思考回路にバイアスがかかってしまうのです。

大災害などの際によく話題になる「正常性バイアス」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「慣れ浸しんだ考え方に固執する」こと、「あの上司がそう言っているからこの行動は正しい」と思うこと、そして「自分の専門領域で物事を考える」ことなども、このアンコンシャス・バイアスといえます。

このように、思考回路の”くせ”や、不確実要素を「こうだ!」と思い込み、自分の判断基準としてしまうことは、自身で気付かなくとも多くの場面で出てくると思います。

ここで問題になるのは、このような判断の結果、

”相手が間違っている!”

”相手が悪い!”

と思い込み、コミュニケーションが悪化してしまうことにあります。

コミュニケーションの悪化は、信頼の低下に繋がり、最終的には「関係性の断絶(たとえば、顧問契約の解約)」という自体に陥ってしまうでしょう。

なぜ、そのような反応をするのか?

なぜ、このような態度なのか?

重要なのは、「ものの見方、考え方、心の反応」は、人それぞれ違うことをコミュニケーションの場面で認識することです。

もしかすると、自分の言葉が意図したものと全く異なる形で、相手に伝わっていることもあるかもしれません。

そして、このような違いを「認識」し、相手を「認める」ことで適切な対処が可能となるのです。

「MBTI」というタイプ分け

このような問題は、MBTIというタイプ分類を活用し、”人間のタイプ”を理解することが、解決の糸口になるかもしれません。

MBTIとはユングの心理学的類型論(タイプ論)をベースとして開発されたもので、50年以上の研究と開発を経て現在では世界45カ国以上年間500万人以上が受検しているものです。

コミュニケーション力向上やリーダーシップトレーニングを目的に企業研修にも活用されており、米国では優良企業ランキングで知られているFortune誌のベスト100社中約7割の企業で研修としてMBTIが利用されています。

MBTIでは、「情報の取り入れ方」「判断の仕方」「興味関心や意識の方向」「外界への接し方」4つのそれぞれの指標において対極する2つの方向性でわけるため、組み合わせで16タイプに分類されます。

MBTIのタイプを理解すると、自分の無意識の心のクセや習慣を認識し、自分の強みや弱み、コミュニケーションスタイル、モチベーション、成長する上での課題等を認識し、改善するきっかけとなります。たとえば、自分が「話が飛びやすい傾向」であると認識できれば、時系列で順序だてて会話することを意識することで、コミュニケーションの質を高められる可能性が出てくるのです。

また、自分とはタイプの異なる他者(経営者、社内メンバー、パートナー)との違いを知り、効果的なコミュニケーションを促進することに繋がります。

経営者でも、話しながら思考を整理したい方もいれば、黙って自分の中で内省した方がまとまると感じる経営者の方もいます。それぞれのタイプがあり、求められているコミュニケーションも異なります。

どのタイプが優れていて、どのタイプが劣っている、というものではありません。

自分の無意識の心の習慣や癖を、「意識下」=「意識の中におく」ことにより、コントロールし、さらに、相手のことを理解することで、他者とのコミュニケーションの質を高めることができる、ということです。

ぜひMBTIを有効活用していただきたいと思います。

体験プログラムに参加する

このようなことは、理論ではわかっていただけるかと思いますが、実際に体験していただくことで自己理解が深まっていくものです。

もし、MBTIにご興味を持たれた方は、コミュニケーション力をアップデートする体験プログラムに参加してみてははいかがでしょうか?

実際に体験することによって自分とはタイプの異なる人がどのように考え、どんなコミュニケーションを求めているのか、タイプの観点で自分自身が心がけるべきことは何かを実践的に理解することができ、ご活用いただけると思います。


 

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著者: KaikeiZine編集部

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