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【偏差値30から会計士合格できた勉強法】第8回:論文式試験の合否を分ける!?理論と計算の勉強方法(理論編)

会計士試験の勉強内容は、大きく分けると理論と計算の2種類に分かれます。そして、その勉強方法はまるで違います。覚えることが多い理論と自身で答えを導き出す必要がある計算とでは、使う脳の部分自体が違うので、そこを理解した上で効率的な勉強方法をとりましょう!

理論と計算で勉強方法を変えるのが○

会計士試験の勉強内容は、大きく分けると理論と計算の2種類に分かれます。そして、その勉強方法はまるで違います。そこで、今回は、論文式試験を見据えた理論の勉強方法のノウハウをお伝えしていきたいと思います。

ひたすら暗記をしても追いつかないのが理論

会計士試験の理論は、範囲が膨大で、なおかつ、覚えなければならないことが非常に多いです。にもかかわらず、言葉として覚えていないと本試験では何も書くことが出来ません。受験時代、私は、専門学校での答練で何も書くことができず、0点を数多く叩きだしていました。

また、専門用語の定義も、暗記することは必須となります。定義は、専門用語すぎて、いくら暗記してもすぐ忘れてしまいます。さらに、定義を本試験で覚えていたとしても、応用力を問われる会計士試験では、定義を自分の言葉で理解して文章を構成できないと通用しません。

では、このようなとんでもなくハードルが高いと思われる理論を勉強するために、どのようなことを意識したら攻略できるのでしょうか。私は、受験当初、ひたすら暗記する勉強方法を実践していました。そして、覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返しの日々が続き、ある日、このような勉強方法に嫌気と絶望を頂き、勉強方法を変えました。いかに本試験まで持続して覚えていられるかを追求した結果、以下の3つの方法を意識しながら、勉強しました。第6回でお伝えした記憶力のサイクルに基づく勉強方法と合わせてご活用下さい。

1.地図式記憶法

理論については、地図式記憶法をお勧めします。言葉の通り、地図のように、理論を覚えます。論点を思い出す時に、あのページの右上に書いてあることだったなぁと思い出すようにします。そうすると、頭の中で記憶にあるテキストの該当ページが開かれます。すると、そのページに書いている他の論点も地図的に配置がわかり、芋づる式に周辺論点も含めて思い出すことが可能になります。そして、その地図を見ながら論述を組み立てると、柔軟な文章が作れます。

では、どのような勉強方法をしたら脳内地図としてテキストを認識できるのかについてですが、①全体の中の位置を把握しながら、②テキストを繰り返し繰り返し流し読みすることです。

①全体の中の位置を把握しながら

これは、全体の中のどのような論点について今勉強しているのかということを常に意識しながら読み込むことです。鳥になったように全体の森を見渡しながら、木々を見るイメージです。この全体像を常に意識するために、目次もしっかり読み込むことが大事です。

論点の全体像の位置づけを把握しておくことで、思い出せる確率が各段に上がります。

②テキストを繰り返し繰り返し流し読みする

繰り返しと流し読みというのが味噌です。テキストを繰り返し繰り返し読み込む事で、記憶への定着度を上げる効果があります。全体像を理解していない段階で、じっくり読んで暗記しようとしても、なかなか頭に入っていかないものです。ですから、全体を何回も何回も流し読むことで、少しずつ全体像が見えてくるものだと思います。

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