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【コラム】税務調査は短期決戦、年内までの3カ月が勝負

国税局・税務署は10月から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これまで抑えてきた実地調査を再開する。一時期より感染拡大が落ち着いてきたことと、このままの状況が続くと、税逃れの放置につながる可能性があるため、再開が欠かせないと判断した。コロナ禍の実地調査はどんなものになるのだろうか。

国税局・税務署は、コロナ禍で抑えてきた「実地調査」を10月から再開するとしている。
「実地調査」とは、税務調査の中の納税者宅及び会社などに訪問して、不審・疑問点などを確認する作業だ。一般的にイメージする税務調査は、この「実地調査」だと思うが、実は税務調査には「準備調査」もあり、こちらは納税者が提出した申告書などの資料を調査官が職場で確認し、不審疑問点などを洗い出す作業を言う。つまり、税務調査は、「準備調査」にはじまり「実地調査」に移行される。実地調査は、税務署であれば通常2~3日。午前10時頃から始まり午後3~4時には終了する。
実地調査を行うに際しては、基本的には事前に税務署から納税者に対して調査通知が行われ、「調査を行う旨」「対象税目」「調査の対象期間」が示される。場合によっては、調査日時も決めてしまうこともある。
今回は、連休明けの9月23日から納税者に対して調査通知が行われ、10月から実地調査に取り掛かる予定だ。

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