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株の確定申告①配当金は「所得税は総合課税で申告、住民税は申告不要」が節税…ってナゼ?注意点も解説

■課税所得900万円以下は「所得税:総合課税で申告、住民税:申告不要」がオトクな理由

配当所得に関しては現在、次のようにすると節税効果がもっとも高いとされています。

  • ・課税所得900万円以下…「所得税は総合課税で確定申告」「住民税は申告不要(源泉徴収ありの特定口座で源泉徴収して終わりにする)」
  • ・課税所得900万円超…所得税も住民税も申告不要にする(源泉徴収ありの特定口座で源泉徴収をして終わりにする、確定申告はしない)

なぜこれがベストなのでしょうか。それは税率の差にあります。

  • ●配当控除を含めた税率の差で節税

上場株式等の配当所得は総合課税で申告すると配当控除が受けられます。配当控除も含めた上場株式等の配当所得の税率を比較すると次のようになります。

税率を比較してみましょう。所得税で見ると、課税所得金額900万円以下は総合課税の方が、900万円超は分離課税の方が、低い税率になります。一方、住民税は一律分離課税の方が低い税率です。

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