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セネガル国税庁に入ろうとして追い返される【「旅人会計人 地球紀行」第2回】

KaikeiZineをご覧の皆さまアッサラーム・アレイクム!(こんにちは!)旅人会計人の三矢です。

この連載のスタートが決まった翌日、ぼくは早速、滞在しているセネガル共和国(République du Sénégal)で、国税庁とも言うべきDGID(General Direction of Taxes)へ向かいました。会計人に会うなら、まずは彼らが集まる場所に行ってみよう、というわけです。

セネガルの国税庁訪問記

DGID外観

DGIDはダカールの中でもとりわけ繁華な街の中心部プラトー(PLATEAU)にあります。官公庁や大統領官邸などがあり、日本でいうと東京・千代田区のような場所です。

DGIDの建物は5階建て、セネガルにしては大きい建物で、かなり年季が入った建物です。この建物の中にはセネガルの税のスペシャリストがわんさかいるはず。

入り口付近にはさっそうとスーツを着こなした、いかにもビジネスマン然としたセネガル人もいるものの、それは少数派。大半は、ジャージ、Tシャツ、ジーンズ、民族衣装など、そこら辺にいそうなセネガル人でした。

しばらく外から様子を伺った後、ぼくは意を決して潜入を試みることに。しかしそこに、入口の警備員が気怠そうに立ちはだかります。Tシャツにジーンズというぼくの格好は、中に入っていくセネガル人と大差なかった気がしますが、カメラを持って建物の外観をパシャパシャ写真に撮っていたのが怪しかったのでしょう。そして極めつけは、警備員に英語がまったく通じず、ぼくはフランス語がまったくわからないこと。おそらくフランス語で訪問理由を聞かれていたのに、全く答えることが出来なかったぼくは、そのまま追い返されてしまいました。

このようにして、建物内部に入る試みは失敗。会計人に会う試みはそう簡単にはいかなそう…と痛感したセネガル国税庁訪問でした。

セネガルってどんな国?

さて、セネガル国税庁訪問だけで終えるのもなんなので、ここからはセネガルのお金にまつわるネタを紹介してみたいと思います。

セネガルはアフリカ大陸の西の端、いわゆる西アフリカと呼ばれるエリアにあります。

ダカールは、人口200万人を超える西アフリカでも有数の都会です。19世紀にフランスに植民地化されたため、今でもフランスと強い関係があり、国民の大半はフランス語を話します。

奴隷が収容されていた「奴隷の家」

かつて奴隷貿易の積み出し港として使われたゴレ島や、19世紀にフランスが最初に植民したサン・ルイ島など、7カ所が世界遺産に登録されておりヨーロッパからの旅行者で賑わっています。

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