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税理士が教える飲食店経営のノウハウ ~資金繰りに困ったの場合の注意点~

不採算店の撤退や既存店の業績悪化などにより資金繰りが厳しい場合には、入出金の内容やタイミングを見直す必要があります。そこで今回は資金繰りに困った場合の注意点ついて説明します。

資金繰りに困ったときにはどうする!?

都内で居酒屋を5店舗経営しているkさんは、最近、業績が悪化し不採算店の2店舗の撤退が続きました。また既存の3店舗についても売上が落ち込んできており、毎月の収支が悪化し、資金繰りが苦しくて困っていました。

多店舗展開をしていく中で不採算店舗が多くなると、会社全体として赤字を垂れ流すことになります。加えて不採算店舗を閉店した場合には原状回復費用などの多額の支払いが発生します。既存店舗の立て直しには最低でも3カ月以上の期間を要するため、現預金が少ない会社においては一時的に資金が非常に厳しくなります。

資金繰りが困難な場合には、まずは金融機関に融資の相談をして現預金を多くすることが有効です。しかしながら、不採算店舗の業績悪化などの影響により、過去に連続赤字が発生していたり、多額の債務超過になっていたりするため、金融機関から融資を断わられることが多くあります。この場合、資金繰りを改善するためには下記のように入出金の内容とタイミングを見直す必要があります。

<資金繰りの見直し事項>

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