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【第2回】2021年度版 中小監査事務所の業界地図(RSM清和監査法人、監査法人アヴァンティア、UHY東京監査法人)

中小監査事務所の業界地図シリーズ。第2回目は中小監査事務所の中で売上上位に位置するRSM清和監査法人、監査法人アヴァンティア、UHY東京監査法人の3法人を取り上げます。* 2021年8月末時点で確認できたデータに基づいています。

▶第1回はこちら

4.RSM清和監査法人

(1)基本情報

*「業務及び財産の状況に関する説明書類」より(*1)。以下同じ。

(2) 沿革

* 「業務及び財産の状況に関する説明書類(第17期)」より引用

(3) 売上

* 千円単位(切捨)にて表記(以下、特に断りがない限り同)

2020年6月期の業務収入は9億61百万円となり、前期の8億42百万円と比べて1億19百万円の増収(+14.1%)となっています。

うち、監査業務は7億81百万円となり、前期6億95百万円に対して86百万円の増収(+12.4%)となっています。また非監査業務は1億79百万円となり、前期1億46百万円に対して33百万円の増収(+22.5%)となっています。

なお、業務収入に占める監査業務の割合は81%となっており(前期は83%)、中小監査事務所の平均値である85~90%(*2)に比べると監査業務の割合は低めと言えます。

(4) クライアント数

① 監査クライアント数

* 「業務及び財産の状況に関する説明書類(第17期)」より引用

② 非監査クライアント数

* 「業務及び財産の状況に関する説明書類(第17期)」より引用

(5) コメント

RSM清和監査法人は2004年3月に設立された東京国際監査法人が名称を変更し、業務を行っている監査法人です。東京の他、神戸にも事務所を構えており、またパートナー法人として清和税理士法人及びRSM清和コンサルティング株式会社を有しています。

2020年6月期の売上は9億61百万円であり、わずかながら10億円の大台には届いていませんが、それでも中小監査事務所では上位の売上となっています。監査クライアントとしてはエイチ・エス証券やモンゴルのハーン銀行を連結子会社とする澤田ホールディングス、コンタクトや眼鏡を扱うビジョナリーホールディングス(ただし2021年6月にPwCあらた有限責任監査法人に交代)を有しています。2021年に入ってからはサニーサイドアップグループ、ティアック株式会社などの新規監査クライアントを獲得しています。

監査業務に関連して、清和監査法人時代の2014年に金融庁より業務改善命令と1年間の業務の一部(新規契約)の停止命令を受けていますが(*3)、その後は特段の行政処分は受けていません。

提携先のRSM Internationalは、2020年度の国際会計事務所売上ランキングで6位にランクインし(売上高6,268.5百万ドル)(*4)、120か国以上に820の事務所を構え、約4万8千人を雇用しているグローバルな会計事務所です。(*5)

なお直近の株式公開企業に対する監査契約の状況について、2019年及び2020年いずれも新規上場企業は担当していないようです。

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