資産運用で利益を出すのにおすすめしたいのが、投資です。その投資の方法や種類などをご紹介します。特に投資を検討しているという初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
資産運用にはさまざまな種類があるので、初心者におすすめのものが分からないという方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、初心者におすすめの資産運用である「投資」の方法や種類を解説します。
これを理解しておけば、最初から大きな損失を出してしまうリスクを減らし、利益につなげる可能性が高まります。
FXも!資産運用初心者に投資をおすすめしたい理由
投資は、まずは少額からスタートすることが大切です。
それにより、リスクの少ない状態で投資を行うことが可能になります。
たとえば株式投資やFXは、少額でもすぐに投資でき、うまくいけば短期間でも利益を出すことが可能です。
ただし株式投資は、有名企業の株は100株など投資最適額が定められていて、少額からのスタートができない場合もあります。
また安定している有名銘柄は、短期ではなくむしろ中長期の投資に向いています。
モチベーションを考慮すると、特に初心者の方は、初めての投資では短期間で利益を出しながら、継続して投資を行うことが最も重要といえます。
その点では、少額投資が可能で、短期間でも資産を増やすことができるFXはおすすめです。
はじめての投資でおさえたいポイント
おすすめの投資の種類の話に入る前に、まずは初心者が投資をする際に押さえておきたいポイントを解説します。
リスクとリターンを理解する
リターン(利益率)が良い投資方法でも、リスクが伴う投資もあります。
株式投資では、会社が破綻してしまうと元本割れとなり、損をしてしまいます。
そのため、投資先の銘柄選びはチャートなどを確認して、よりリスクの低い投資先に資金を投じる必要があります。
また海外の銘柄への投資などは、国内の企業よりも値動きが激しく、ハイリスク・ハイリターンだと言われます。
運用期間と運用コストを考える
運用期間次第では、少額でも十分な利益を期待することができます。
たとえば利回りの良い長期積立ならば、10年後には元本+10~15%の金額となり、安定して資産を増やすことも可能です。
また運用コスト次第では、短期間で利益を出すこともできます。
資産運用におすすめの投資の種類とは?日本郵船の配当も紹介
ではここからは、おすすめの投資の種類を具体的に見ていきましょう。
おすすめの投資の傾向としては、まずは安定していて、できるだけ配当利回りの高い投資先が理想的です。
たとえば投資信託ならば、銘柄次第では長期的にも資産を着実に増やしていくことができます。
NISAを活用すれば、非課税での取引も可能で、活発な投資が可能です。
証券会社では、国内だけでなく海外の株式への投資ができる証券会社もあり、アメリカや中国市場への投資を行うことができます。
不動産投資も、家賃収入を目的とした不動産運営や売買によって安定した収支を得ることが可能です。
それぞれ解説します。
1. 投資信託
投資信託は、投資家から募った投資金額を運用会社が国内外の株式に分散投資を行うもので、時間や手間をかけずに投資することができます。
そのため初心者でも始めやすく、少額から始めることが可能です。
中には100円から投資ができる金融商品もあります。
また投資信託は、投資先の銘柄選びがとにかく重要です。
短期間で資産を増やすことが可能かどうかは、選んだ銘柄次第で決まるといっても過言ではありません。
各証券会社でもおすすめの銘柄を紹介していますが、利回りの良い銘柄を探して投資するなら、個人でチャート情報などを確認して投資するという方法もおすすめです。
ファンドとも呼ばれる投資信託は、初めて資産運用をするという方でも投資の知識を深めながら、経済やマーケットなどの動向を見て、投資を行うことができます。
以下のように、リアルタイムで配当利回りや最低投資金額などの詳細を確認することができるので、常時確認し、適切なタイミングを逃さないようにしましょう。
例:2022年おすすめの投資信託銘柄の詳細
- 日本郵船:配当利回り9.65% 、最低投資金額100万8000円
- 商船三井:配当利回り9.95%、最低投資金額35万1500円
- 淺沼組:配当利回り7.24%、最低投資金額52万7000円
2. NISA
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品の利益が非課税になる、金融銘柄です。
たとえば通常投資信託は約20%の税率がかかりますが、その分お得に投資ができるわけです。
ちなみにNISAは、現在は20歳以上向けの「一般NISA、つみたてNISA」と、20歳未満向けの「ジュニアNISA」に分かれていますが、2024年からは共に18歳以上向けの「あたらしいNISA」と「つみたてNISA」の2つに見直されます。
3. 外国株式投資
海外の銘柄への投資となる外国株式投資では、よりエキサイティングな投資が可能です。
前述したように、アメリカや中国の株式への投資により国内の株式の投資よりもアクティブに利益を出すことができるのが魅力です。
4. 外貨投資
通貨ペアを定めて外貨へ投資することを、外貨投資といいます。
日本円に戻したときの差額によって利益を得ることができ、高金利の通貨であれば短期間でも利益を期待することができます。
まとめ
利益率が高く、また安定している銘柄への投資が、資産運用としておすすめしたいポイントです。
加えて、短期のアクティブな投資か、長期の投資かによっても資産の利益率は変わってきます。
長期間の運用ならば、投資額が少額でも利益を期待することができます。
また短期間でも、利益率の良い投資方法もあるので、満足できる資産運用も可能です。
たとえば、チャートを参考にしたり、投資アドバイザーと相談したりしながら投資を行うことが可能な投資信託は、初めて資産運用をするという方にもおすすめです。
投資のすべての決定権は、あなたにあります。
投資について積極的に学ぶことで、投資先の選定から売り買いのタイミングまで、より有意義な投資になっていくはずです。
そうして経験を蓄積していき、お金に関しての知識を養い続けながら、投資に慣れることで利益を出せるようになっていきましょう。
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