e-Taxで確定申告を行なうと、税務署の窓口もしくは郵送で提出した場合と違い、確定申告書の控えがもらえません。この記事では、e-Tax、窓口、郵送の各ケースでどうすれば控えかそれに類する書類が取得できるかを解説します。

この記事の目次

確定申告書の提出方法

確定申告書の提出方法としては、以下の3つの方法があります。

  1. e-Taxで申告する
  2. 郵便又は信書便により、住所地等の所轄税務署に送付する
  3. 住所地等の所轄税務署の受付に提出する

提出方法に応じて、控えがどうなるかが変わりますので、まずは、確定申告書の提出方法を理解しておきましょう。

1. e-Taxで申告する

近年は、多くの方がe-Taxを利用して確定申告を行っています。

e-Taxとは、インターネット等を利用して電子的に申告手続きが行えるシステムのことを言います。

e-Taxを利用すれば、わざわざ窓口に出向かずに確定申告ができますし、確定申告書に数字を自動的に入力してくれたりと、素早く正確な確定申告書を作成することができます。

ただし、e-Taxを利用すると、控えは出てきませんので注意してください。

2. 郵便または信書便により、住所地等の所轄税務署に送付する

郵便または信書便を使って、住所地等の所轄税務署に郵送することで確定申告書を提出することも可能です。

郵送等で確定申告書を提出した場合で控えが必要な場合には、郵送する際に必要な切手を貼り、必要事項を記入した返信用封筒を同封する必要があります。

郵送等で確定申告書を提出する人で、収受日付印が必要な方については、この方法でしか控えを取得できませんので注意してください。

3. 住所地等の所轄税務署の受付に提出する

確定申告書は、所轄税務署の窓口に直接提出に出向くことができます。

窓口では、確定申告書を受け付けた証明である収受日付印を押してもらうことが可能です。

税務署は執務時間が決まっていますので、その時間内に確定申告書を提出しなければなりません。

特に、確定申告期限間近については、税務署が混み合っていますので注意してください。