固定資産税がPayPayで支払えるのをご存じですか?QRコードを使って簡単に支払えるので、とても便利です。この記事では、PayPayで固定資産税を支払う方法や、おさえるべきポイントなどについてわかりやすく解説します。

この記事の目次

結論:PayPay請求書払いは、PayPayポイント付与の対象外

結論から言えば、固定資産税をPayPayで支払ったとしても、PayPayポイントは貯まりません。

また、PayPayポイントを使って固定資産税を支払うこともできません。

固定資産税をPayPayで支払う場合には、「PayPay請求書払い」を利用します。

PayPay請求書払いは、電気・水道・ガス料金などといった公共料金や通信販売の請求書(払込票)などに記載されたバーコードを、PayPayアプリで読み取って支払いを行なうサービスです。

このPayPay請求書払いは、PayPay残高からのみ支払うことができます。

そのため、PayPayのアカウントに事前にチャージを行なう必要があります。

従来は、PayPay請求書払いを利用すると支払い特典としてPayPayボーナス(PayPayポイント)が付与されていました。

しかし、2022年4月1日から特典が変更となり、PayPay請求書払いは特典付与の対象外となっています。

PayPayステップの達成条件のカウントはされる

一方で、PayPay請求書払いの利用で、PayPayステップの達成条件のカウントはされます。

PayPayステップとは、PayPayと関連するサービスを利用することで還元率が徐々に上がる仕組みのことを言います。

PayPay請求書払いを使ってもポイントはつきませんが、PayPayを利用したという点でカウントされるので、PayPayの還元率をあげることができます。

2023年4月以降のPayPay請求書払い

2023年4月以降、PayPay請求書払いがますます便利になります。

まず、地方税の納付書に印字される地方税統一QRコードである「eL-QR」を活用して、固定資産税の支払いができるようになりました。

現時点において、固定資産に限らず全国1,300を超える自治体でPayPayを利用して様々な税金を納付することができますが、PayPayがeL-QRに対応したことで、PayPayで固定資産税を納付できる自治体が大幅に増える見込みです。

また、従来PayPay請求書払いは、これまではPayPayアカウントの残高からのみ支払いが可能でしたが、「PayPayあと払い」も対応となりました。

PayPayあと払いは、納付の時点でPayPay残高にチャージしていなくても、支払いを行なうことができるサービスです。

PayPayあと払いを利用するためには、PayPayカード、またはPayPayゴールドカードへの事前登録が必要となるので、注意してください。

PayPayで固定資産税が支払える

これまで説明してきたように、固定資産税はPayPay請求書払いを利用して支払うことができます。

PayPay請求書払いを利用すれば、いつでもどこでも請求書記載のバーコードを読み取るだけで固定資産税の支払いが可能です。

ここでは、PayPay請求書払いの詳細について解説していきます。

PayPay請求書払いの概要

PayPay請求書払いは、固定資産税の納税通知書に記載されているQRコードを読み取るだけで簡単に固定資産税の支払いができるサービスです。

PayPayアプリを使ってQRコードを読み取るだけで簡単に固定資産税の支払いができるので、多くの方に利用されています。

PayPay請求書払いを利用すれば、固定資産税を納税する際に行なうことの多い現金を引き出す手間や時間を削減することができますし、支払手数料の節約にも繋がります。

引き出し手数料もかからないなどたいへん便利です。

「PayPay残高」と「PayPayあと払い」で支払いが可能

固定資産税の支払いには、PayPay残高もしくはPayPayあと払いが利用できます。

そもそもPayPayマネーとは、本人確認を終えたのち銀行口座やセブン銀行ATM、ローソン銀行ATMなどからの入金で増えたPayPay残高のことを指します。

この残高には、ヤフオク!、PayPayフリマの売上金をチャージしたものも含まれています。

一方PayPayあと払いは、事前にPayPay残高にチャージを行わず、PayPayかPayPayカードゴールドの利用料金と一緒に、あとで支払える決済手段です。

なお、PayPayの支払い方法には、PayPayカード、PayPayあと払い、ソフトバンクワイモバイルまとめて支払いといったサービスを利用してチャージしたPayPa残高である、PayPayマネーライトによる支払い方法もあります。

ただしこちらは固定資産税の支払いには利用できないので、注意してください。