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女性記者のひとりごと vol.6 女性記者

若い頃は、「どうして〝記者〟じゃなくて〝女性記者〟なの?」なんて思ってみた時期もあったが、歳を重ねるにつれ、肩の力はどんどん抜けていった。

女性議員、女流作家、女医、女優…。
女性の場合、職業の呼称に「女」が付けられることが多い。

これらと並べるのもおこがましいが「女性記者」もその一つだ。

若い頃は、「どうして〝記者〟じゃなくて〝女性記者〟なの?」
なんて思ってみた時期もあったが、
歳を重ねるにつれ、肩の力はどんどん抜けていった。

「女性記者」と呼ばれることの違和感よりも、
「女性記者」であることのメリットの方が上回ってきたからだろう。

メリットはいろいろある。

まず、取材相手に覚えて貰いやすい。
霞が関界隈で取材をする記者の多くは男性なので、
女性というだけで記憶のフックになる。

そして、相手の緊張が解れるのも女性記者ならでは。
誰でもそうだとは思うが、とくに政治家や官僚は「取材」となると気構える。
そこへ「どうも初めまして〜」なんてチャラチャラ登場すると、
ガクッと拍子抜けするみたい。
「なんだ女性記者か」と思って貰えたら、取材は俄然やりやすくなる。

宴会要員として声をかけて貰えるのも大きなメリットだ。
仕事と離れたところでコミュニケーションできると、
距離がグッと縮まり、その後の取材のし易さが違ってくる。
というか…各界の第一線で活躍する人の話を聞くのは、純粋に面白い。

実はこの辺が、役得というか、職得というか、記者になってよかった、
と思う理由の最上位かもしれない。

「女性記者」大いに結構。気にする人もいるみたいだけど、
考え方次第だなぁ、と思う。

著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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