国税OB税理士が監修。公認会計士・税理士・会計事務所・企業経理担当、税金・会計に関わる“会計人”がいま必要な情報をお届けします!

会計人ニュース

注目キーワード

  • KaikeiZine
  • キャリア・お仕事
  • 【電卓持って世界一周!】 シンガポールの監査法人で過ごした怒涛の4年間 〜シンガポールなう Part.1〜

【電卓持って世界一周!】 シンガポールの監査法人で過ごした怒涛の4年間 〜シンガポールなう Part.1〜

シンガポールの監査法人でも、結構自分は見つかる

…と、ハードな側面ばかりを熱く語ってしまったが、一方で、シンガポールの監査法人で働いた4年間は、私にとってかけがえのない時間だった。「MAZARS」は、私に仕事のやりがいや数字の面白さを教えてくれた、そしてキャリアの根幹を築いてくれた、大切な学び舎である。

これまた同僚との飲み会。ボートキーという夜景の美しい川沿いのエリアにて

もし日本に、「将来やりたいことが分からない」と落ち込んでいる、自分探し中の若者がいたならば、おそらく私は・・・

「とりあえず気分転換に、シンガポールの監査法人で、3年くらい死ぬほど働いてみるのも、いいんじゃないかしら」

・・・と、ぽんと肩を叩き、オススメすることだろう。

だって、こんなにも異文化の人々が混ざり合ったビジネス環境で、母国語以外の言葉を使い、ギリギリまで追い込まれ、違う国の同僚から助けてもらう仕事って、とても深く自分と向き合う機会になるはずだから。
異国ならではの大変さを味わうこともあるだろうけど、それはそれで貴重な自己発見につながるのではないだろうか。

「旅でも自分は見つかるが、シンガポールの監査法人で、切羽詰まって深夜までパソコンを叩いている時にも、結構自分は見つかる」

これが、シンガポールで会計士として4年間を過ごした、私の気づきである。
でも、やりがいがあった一方で、「ここまで極端な忙しさで働くのは、もうやめよう」と思ったのも事実。なので、私を成長させてくれたシンガポールでの生活には感謝をしつつ、ここで一度区切りをつけ、電卓片手に世界一周へと旅立ちたいと思う。
このつづきは、また次回に…。

著者: 石井友里

わんぱく会計士

早稲田大学教育学部卒。米国公認会計士。日本の不動産投資法人等で経理を4年経験した後、単身シンガポールへ。監査法人で法定監査を4年、事業会社で財務部長を1年経験した後、唐突に仕事を辞めて、会計士ボランティアをしながら世界を一周することに。昔から勢いで行動することには定評のある、元気な日本人女性。

1 2
ページ先頭へ