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プロボノ会計士集団「AFC」が1周年記念イベント NPO支援の可能性について意見交換

NPO(特定非営利活動法人)の会計・経理などボランティアで支援するプロボノ会計士の集団、特定非営利活動法人Accountability for Change(東京, 代表理事=駒田和也氏、以下「AFC」)が6月18日、都内で設立1周年記念イベントを開催した。

NPOをはじめとするソーシャルセクターでは、公認会計士の専門性を持って貢献できる領域が広がっており、AFCは公認会計士の専門性を寄附するかたちで、財政基盤が脆弱なNPOを支援している。

当日は、AFCメンバーが支援する「認定NPO法人 Living in Peace(理事長=慎泰俊氏 以下LIP)」や「NPO法人ARUN Seed(東京・中央区,代表=功能聡子氏 以下ARUN Seed)」の活動内容について紹介があったほか、関係者によるパネルディスカッションも行われた。

 

AFCメンバーのプロボノ(*)活動は、経理や会計分野もあるが、認定NPO法人の取得に向けた支援や公認会計士の専門知識を生かした研究協力、セミナー講師や投資ファンドや投資先選定のアドバイス等を行っている。勤め先の監査法人の監査業務では、ときにクライアントの事業に対してブレーキを掛ける役割も担うが、プロボノ活動では、組織のフロントに立ち、組織の運営など日ごろの仕事では経験できない体験をしている。都内で行われた1周年記念イベントに出席したAFCメンバーは、「本業では出会うことのなかった他業種の専門家やプレーヤーなど、多種多様な人脈を築くこともでき、自身の価値観や考え方が変わった」と言う。

(*)プロボノとは、各分野の専門家が職業上持っている知識やスキル、経験を活かした社会貢献活動全般のこと。

当日行われたパネルディスカッションでは、本業とプロボノ活動の両立について意見交換が行われた。パネラーとして登壇したARUN Seedサポーターの林田絵美氏は、「ARUN Seedの活動は月に1~2回程度。ミーティングにはスカイプでも参加することが可能で、プロボノと本業の両立がしやすい体制を整えてくれています」と語った。

また、LIPでプロボノ活動をする横山正宏氏は「週末を使って決算業務から予実管理、内部監査などを実施していますが、自分のように入り込んでいる人は少ない。自分の出来る範囲で関わっていくことでも十分に活躍できます」とした。

パネルディスカッションの様子

閉会の挨拶に立った駒田代表理事は、AFCとして活動するメリットについて「社会的問題解決に積極的に関われる」「他分野の優秀な人材と交流できる」「会計のプロフェッショナルとしてのスキルの素晴らしさを改めて知ることができる」の3つを挙げ、「新しいことにチャレンジして、今までできなかったことができるようになることは、楽しさの源泉。そして、誰かに喜んでもらえて、人の役に立てたという実感が次のチャレンジにつながる。AFCには、新しいことにチャレンジしたい会計士が活躍できる場があります」と締めくくった。

なお、AFCはプロボノに興味を持った会計士・会計プロフェッショナルを対象に8月27日(日)、9月24日(日)の日程で無料のマッチングイベントを開催する。

詳細は以下より。
https://reserva.be/afc/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=5feJwzMjQzNgMAAwEBAw

著者: KaikeiZine編集部

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