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専業主婦からママ税理士へ 子育てしながら働く!ライフスタイル白書【17】:税理士会の支部活動

税理士登録をすると、税理士会(私の場合は東京税理士会)と各支部(私の場合は杉並支部)に所属することになります。それぞれに本当にさまざまな活動があります。今日はそのうち、私自身が参加している支部活動についてお話したいと思います。

税理士登録をしたのは、税理士法人に勤務していたときで、そのときは「所属税理士」として、四谷支部に登録をしました。東京税理士会と支部の両方に会費を払うのですが、その会費は税理士法人が負担してくださっていました(※事務所によって異なるので、転職の際などに確認した方がいいと思います)。四谷支部のときは、一度だけ、確定申告時期の「無料相談会」に私が行ったことがありましたが、それ以外で支部活動に参加したことはありませんでした。正直、支部長が誰なのか顔も分からないくらいでした(笑)。

独立開業して、「開業税理士」となってからは、杉並支部へ異動し、開業した最初の冬に、確定申告の無料相談員をしました。そのとき、支部厚生部のテニス部の方から「テニスに興味はありませんか?」と声をかけていただき、元テニス部だった私は、次の練習に参加させていただくことになりました。後で聞いたら、新入会員や転入会員がいた場合、積極的にテニスや野球に誘うことになっているようで、始めから私のことを誘うつもりでその先生も無料相談員として入っていたのだと思います(笑)。数年ぶりのテニスでは「経験者です」と言ってしまったことが恥ずかしいくらい打てなくなっていましたが、何回か練習していくうちに、少しずつですが打てるようになってきました。そして練習の度に「初めまして」と緊張気味にご挨拶していた先生方と、だんだん顔見知りになり、知り合いが増えていきました。杉並支部のテニス部は20数名ほど、練習は月に2、3回(確定申告前はなくなります)、夏には合宿もあります。そして東京税理士会のテニス大会が年に2回(春、秋)あります。私は練習に参加できないこともあって、なかなか上達しないですが、とても楽しく参加しています。

そしてテニス部の男性のうち数名が野球部にも入っていて、もともと野球を観るのが好きだったので、野球の大会の応援にも行ってみました。そうこうしているうちに、野球部にも入部してしまいました。応援やスコア付け(←ものすごく適当)がほとんどですが、ときどき試合にも出場させていただけるので、すごく楽しいです(期待されていない分プレッシャーもないからですが)。ただこれは、支部によって雰囲気が全然違うようで、女性は参加しづらいところもあるようです。

それから、「租税教育委員会」にも参加しています。これは私が税理士になる前からやりたかったことの一つで、「開業したら絶対やろう!」と思っていました。テニス部に、租税教育委員長の先生がいらしたので、自分から声をかけ「租税教育をしたい」とお話したら、すぐにメーリングリストに入れてくださり、その年から積極的に補助講師や講師に入らせていただくようになりました。講師を担当するようになってからまだ2年しか経っていませんが、大変やりがいがあります。主に小学6年生に向けて税金のお話をするのですが、授業をする度に、もっと子どもたちにわかりやすい、伝わる授業をしたいなと思います。

この租税教育委員会で知り合った同年代女性税理士4人で、ときどき勉強会をしたりもしています。また、ちょっと相談したいときにそのライングループで「こういう場合はどうだか知ってますか?」と相談したり、4人で焼肉に行って仕事の話をしたり、仕事以外の話をしたり(笑)。テニス部や野球部の先輩税理士にも、分からないことや不安なことを質問すると、みなさんいろいろ教えてくださったり、経験談をお話してくださるので大変心強いです。事業を売却する場合どのように値段を決めたらいいものか、税務調査の心構え、システムのあれこれ…など。開業3年目の一人税理士事務所の私が、なんとか仕事を進められていられるのは、不安や疑問があるときに助けて下さる先生方がいらっしゃるからだと、とても有難く思っています。

「支部活動」と聞くだけで「そんなの全然出てないよ!」という方もいらっしゃいます。面倒なことが多いイメージがあるのかもしれません。でも参加してみると楽しいですよ~。あと、テニスや野球の試合などは平日の昼間に開催されることが多いので、「税理士ってずいぶん暇なんだね」と、思われがちですが(笑)、みなさん、その日に合わせて前日夜遅くまでお仕事をしたり、週末にお仕事したりと調整しています。「そんなの嫌」と思うか「時間の融通が利く」と楽しめるかは個々の感じ方だと思いますが、支部活動されているみなさんは、時間をやりくりして参加するのを楽しんでいらっしゃいます(多分、笑)。

まだ責任ある立場ではないからこその、お気楽な面もあるかもしれませんが、私は支部活動を通して得るものが多いので、これからも無理のない範囲で参加していきたいと考えています。

著者: 脇田弥輝

脇田弥輝税理士事務所/東亜大学大学院法学専攻非常勤講師

長男を出産後、会計・税法の知識ゼロから税理士を目指し、2013年税理士登録。税理士法人勤務を経て2016年脇田弥輝税理士事務所開業。「『外部の税理士の先生』ではなく、『内部の敏腕経理』と思って頂き、お客様とともに事業を成長させる」を理念とし顧問先と付き合う。著書に「ダンゼン得する知りたいことがパッとわかる 青色申告と経費・仕訳・節税がよくわかる本」(ソーテック社)がある。
■脇田弥輝税理士事務所
http://wakitamiki.work/
■子育てママ~専業主婦から税理士☆合格体験&お仕事日記
http://ameblo.jp/zeirisi-ni-naru/

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