還付金や所得税の計算ができるシミュレーションサイト6選【用途別】
ここからは所得税や還付金の計算ができるシミュレーションサイトを6つ厳選して紹介します。
【個人事業主向け】個人事業主のかんたん税金計算
「個人事業主のかんたん税金計算(個人事業主のかんたん税金計算 | 確定申告あんしんガイド)」は、弥生会計という会計ソフトで有名な弥生株式会社が提供する個人事業主向けのサービスです。
個人事業主の方は、確定申告をする際に、青色申告か白色申告を選択することになりますが、青色申告をするとどれだけ節税できるかをシミュレーションすることができます。
売上と経費を入力するだけで、簡単に所得税・住民税・国民健康保険料などの計算が可能です。
もちろん、計算結果は簡易的なものなので、正確なものではありませんが、これから企業を考えている方や、白色申告から青色申告への変更を考えている方にとっては便利なシミュレーションサイトです。
【サラリーマン向け】「源泉徴収票(給与所得) – 高精度計算サイト」
「源泉徴収票(給与所得)- 高精度計算サイト(https://keisan.casio.jp/exec/system/1291628865)」は、カシオ計算機株式会社が管理運営しているkeisanサービスで提供されているサービスの一つです。
給与所得者の源泉徴収票を計算することができるサイトで、適切な数字を入れることができれば、自分で簡単に源泉徴収票を作成することができます。
なお、ふるさと納税、iDeCo等などの控除については対応していないので注意してください。
どちらかと言えば、会社の年末調整の際に活用されているケースが多いサイトです。
中小企業の経理担当者がよく利用しているサイトと言えるでしょう。
【副業や雑所得による収入がある方向け】「副業確定申告シミュレーター」
「副業確定申告シミュレーター(https://www.codeal.work/taxcalc/)」は、エンジニアを中心とした人材紹介事業を展開しているコデアル株式会社が提供しているサービスです。
会社員としての給与の他に、副業収入・副業経費がある方におすすめできます。
なお、副業確定申告シミュレーターは2019年(令和元年分)の計算方法を利用しているため、おおよその数値を示すものです。
そのため、正確ではないものの、副業や雑所得がある方がおおよその所得税額・住民税額などを知りたい方に有用なサイトです。
【ふるさと納税をしている方向け】「控除上限額シミュレーション」
「控除上限額シミュレーション(https://www.furusato-tax.jp/about/simulation)」は、株式会社トラストバンクが提供する、ふるさと納税の控除上限額をシミュレーションするためのサイトです。
前年度分の源泉徴収票、確定申告書の控えなどを用意することで、簡単にふるさと納税の控除上限額を算出できます。
ただし、前年度分の源泉徴収票などから上限額を算出しているので、当年度分の厳密な上限額を計算しているわけではないので注意してください。
【還付金について知りたい方向け】「確定申告税額計算シミュレーション」
「確定申告税額計算シミュレーション(https://www.essamcloud.net/tools/kasotsuka.php)」は、税理士・会計事務所で必要となる備品やソフトなどの販売を手掛ける株式会社エッサムが提供するサービスです。
給与所得、雑所得、社会保険料控除など、いくつかの項目を入力するだけで簡単に所得税額・住民税額を算定してくれます。
還付金がある場合も計算結果が示されるので便利です。
ただし、計算結果の正確性については保証されているわけではないのであくまでも目安として活用してください。
【医療費控除を受けたい方向け】「医療費控除簡易シミュレーター」
「医療費控除簡易シミュレーター(https://www.clear-dental.jp/sp/iryouhikoujo/)」は、歯科・歯科医院(歯医者さん)情報検索サービスを提供する個人サイトで利用できる、医療費控除の簡易計算です。
あくまでも簡易計算となっており、かかった医療費、受け取った保険金、所得金額を入力することで、医療費控除対象額、所得税の還付金、住民税の減税額が出力されます。
まとめ
確定申告は1年間の課税所得を計算するための手続きですがその手続きは複雑です。
確定申告を行う前にだいたいの税額がわかっていれば、その税額を納める準備をはじめに進めることができます。
そんなときは、確定申告シミュレーションを活用しましょう。
すでに様々な確定申告シミュレーションサイトが存在しています。
確定申告シミュレーションサイトを利用する場合、その計算結果は正しいものとは限らないので、おおよその目安が知りたいという場合にのみ活用するようにしましょう。
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