国民の医療費の一部は国が負担している

では、この自己負担以外のお金はどこから出ているのでしょうか。

これは、健康保険の他、国や地方自治体の財源でまかなっています。

【引用元】我が国の医療制度の概要(厚生労働省)

社会保険の一つである健康保険は、勤務先の事業主と雇用される従業員が保険料を半分ずつ負担しています。

つまり、会社が一部手伝っているわけです。

しかし、それだけでは医療費はまかなえません。国や地方自治体の一部負担しています。

そして、医療費の負担の内訳は、次のようになっています。

令和元(2019)年度 国民医療費の概況(厚生労働省)」の「3財源別国民医療費」から筆者作成

国の負担は被保険者に次いで高い割合を占めています。

「健康保険で医療費の残りの部分をまかなっている」と思われがちですが、実際は国が支えている割合も低くないのです。