個人事業主がクレジットカードを持つデメリット
個人事業主がクレジットカードを持つ際に、気をつけたいデメリットもあります。
個人事業主の方でクレジットカードを利用したいと考えている方については、以下で紹介するポイントも十分に考慮してください。
審査が厳しい
個人事業主が利用するクレジットカードの審査基準は、カード会社やカード種類によって異なります。
一般的には、個人事業主の信用状況や収入、事業の規模や業績などが審査に影響します。
審査基準は厳しいと感じる場合もあるかもしれませんが、これはカード会社がリスクを管理し、適切なサービスを提供するために必要なプロセスです。
個人事業主の場合、安定した収入があるかどうかや、事業の将来性が審査のポイントとなることが多いです。
ただし、個人事業主向けのクレジットカードも多く存在し、それぞれのカード会社が独自の審査基準を持っています。
そのため、事業主自身の信用状況や事業の状況を正確に把握し、複数のカード会社やカード種類を比較検討することで、自分に適したクレジットカードを見つけることが可能です。
また、審査に通りやすくするためには、適切な書類を用意し、正確な情報を提供することが重要です。
信用情報を良好に保ち、返済履歴や延滞がないように注意しておくことも審査にプラスに働くでしょう。
年会費がかかることがある
クレジットカードの年会費や海外利用時の手数料など、カード利用に伴う手数料が発生することがあります。
これにより、利用コストが上がることがあります。
個人事業主におすすめのクレジットカード6選
個人事業主の方については、以下で紹介するクレジットカードがおすすめです。
おすすめのポイントについて説明するとともに、具体的におすすめできるクレジットカードサービスについても解説していきます。
1. 三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズは、個人事業主向けに特別な特徴を提供しています。まず、カード申込時に登記簿謄本や決算書の提出が不要となっており、手続きが簡単で手間がかかりません。
また、経費精算を合理化する機能があり、経費削減に繋がることが期待できます。
さらに、条件付きで年会費が永年無料になる特典が提供されています。
これにより、長期的に利用してもコスト負担が軽減されるため、個人事業主にとって非常に魅力的なクレジットカードと言えるでしょう。
2. NTTファイナンス Bizカード レギュラー
NTTファイナンス Bizカード レギュラーは、以下の3つの特徴を持っている事業用クレジットカードです。
特徴1:ポイント還元率1%
このカードはビジネスカードの中でも屈指の1%ポイント還元率を誇っています。
貯まったポイントはキャッシュバックやギフトカード、電子ギフトなどに交換することができ、利用者にとって大変魅力的なオプションとなっています。
特徴2:充実の海外・国内旅行傷害保険
ゴールドカードには、最高1億円の海外旅行傷害保険と最高5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯されており、利用者は安心して旅行に出かけることができます。
また、レギュラーカードでも最高2,000万円の補償が適用されるため、どのカードを選んでも旅行中の安心感が得られます。
ただし、保険適用にはカード会社が定める条件がありますので、注意が必要です。
特徴3:Web明細編集サービス
このクレジットカードには、Web明細編集機能が搭載されています。
これにより、用途に応じてWeb明細を分割して作成することができ、メモ入力も可能です。
この機能を活用することで、経費管理がより効率的に行えます。
3. セゾン コバルトビジネスアメックス
セゾンコバルト・ビジネスは、主に小規模な法人やフリーランス向けに設計されたカードです。
年会費が無料でありながら、多数の特典が用意されています。
このカードは、法人カードを初めて作る方にも最適で、旅行保険や空港ラウンジへのアクセスなどの高額な特典は含まれていません。
しかしながら、出張が多くない場合には問題ありません。
カードの特典は必要なものだけを選び抜いているため、年会費を抑えた仕上がりとなっています。
また、このカードを利用することで、ポイント還元率が1%になります。
そして、そのポイントは様々なものと交換が可能です。
さらに、セゾンコバルト・ビジネスを持つことで経費精算が容易になり、経理処理の効率化にも貢献します。
4. ライフカード ビジネスライトプラス スタンダードカード
ライフカード ビジネスライトプラス スタンダードカードは、法人代表者や個人事業主にとって最適なクレジットカードです。
開業や創業したての事業者も審査可能で、このカードを所持することでサンクスポイントを付帯することができます。
これらのポイントは、後ほど商品やサービスに交換することができます。
このスタンダードカードは年会費が永年無料で限度額も最大500万円なので、事業者が大きな買い物や投資などをする際にも安心して使用することができます。
また、このクレジットカードはWeb完結のため、最短3営業日で発行することが可能です。
このため、事業者はすぐにこのカードを使用することができます。
このような特長を持つクレジットカードは、法人代表者や個人事業主にとって、ビジネスに有効なツールとなることでしょう。
5. JCB CARD Biz一般カード
JCB CARD Biz一般カードは「あなたのビジネスチャレンジに役立つスマートな1枚」と謳われているように、事業者に特におすすめのクレジットカードです。
法人の本人確認書類が不要であり、カンタンにお申し込みすることができます。
JCB CARD Biz一般カードは個人カードのような感覚で利用することができますが、法人会員向けサービスも付帯しています。
QUICPay(クイックペイ)TM、Apple Pay、Google Payなどのスマートなキャッシュレス決済も利用することができます。
これらのスマートなキャッシュレス決済は、事業者のお金の管理や支払いをよりスムーズにすることができます。
このような特長を持つクレジットカードは事業者にとって非常に便利なツールとなります。
個人カードのように感覚で利用することができる一方で、法人会員向けサービスも提供されているということから、ビジネスに必要な支払いもスムーズに行うことができます。
6. 楽天ビジネスカード
楽天ビジネスカードは、個人事業主に特におすすめのクレジットカードです。
経費の支出をまとめて管理することができますので、事業者は支出の収支をよりスムーズに管理することができます。
また、振込コストの削減や精算負担の軽減にも効果的です。
これらのことから、個人事業主の方はビジネスに必要な費用をより効率的に管理することができます。
楽天ビジネスカードでは、Visaビジネスオファーも利用できます。
接待や出張、大切な相手への贈り物など、様々なビジネスシーンに対応したサービスを受けることができます。
このような様々なサービスは、事業者がより効率的なビジネス活動を行うことをサポートします。
このクレジットカードは楽天プレミアムカードの特典も利用可能です。
プライオリティ・パスや選べるサービスなどを利用することで、より快適なビジネスライフを楽しむことができます。
このクレジットカードの限度額は最高300万円※1で、年会費は2,200円(税込み)※2です。
このような特長を持つクレジットカードは、事業者にとって非常に便利なツールとなります。
事業者はビジネスに必要な費用をスムーズに管理することができ、より効率的なビジネス活動を行うことができます。
※1 楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードをお持ちいただいた場合の合算額です。
※2 個人の楽天プレミアムカード(年会費11,000円)発行者に限ります。
まとめ
個人事業主の方が事業用のクレジットカードを持つことで、自身のビジネスにも多くのメリットがあります。
資金繰りが改善したり、経費整理が楽になったりと、これまで面倒だった手続きも簡単にできるようになっており、利用しやすい環境が整っています。
クレジットカード会社によって、上限額・金利・ポイントなどが大きく異なりますので、
自分自身にあったクレジットカードを選択することが大切です。
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