国税OB税理士が監修。公認会計士・税理士・会計事務所・企業経理担当、税金・会計に関わる“会計人”がいま必要な情報をお届けします!

会計人ニュース

注目キーワード

会計事務所の転職市場動向 大手・中規模事務所の実情

毎年8月の税理士試験が終わるタイミングは、会計事務所のリクルート活動が活発になる時期です。最近は税理士・税理士科目合格者は完全に売り手市場であり、各事務所採用に苦慮しています。
そこで今回は大手・中規模の会計事務所の転職動向をご紹介します。

人材採用に関しては、大手(BIG4や独立系大手)と言えども例外はなく、求人の応募要件を緩和するなどあの手この手の対策を打ってます。
面接途中の辞退、内定後辞退なども少なくないため、「面接に来てくれたから・・・」と安心していては痛い目を見ます。

決して各事務所に魅力がないわけではなく、比較先が多く転職者が選べる状況ということです。特に20代~30代前半の税理士資格者の採用は激戦です。
多くの事務所が若手の採用を目指しますが、実際は当初の要件より広げ、年齢の幅を広げるなどして採用に至るケースが増えています。
面接をしているうちに、30代後半~40代の実務経験豊富な人材で急場をしのごうというのが本音だと思います。

また、最近は公認会計士の採用にも積極的になっています。
ひと頃は会計事務所では、「公認会計士はね・・・」と敬遠されていましたが、顧問先が上場企業や連結法人などの場合、税務のみならず会計の両面からのサポートが必要になっていることから公認会計士の活躍のフィールドも広がってきました。
実際に会計事務所への転職を果たした公認会計士の活躍が、多く耳に入ってきます。

会計事務所の求める人材の要件と転職希望者の求める環境をマッチングさせるには、会計事務所の求人が候補者にとって魅力的に映らなければなりません。

最近のキーワードとしては、「ワークライフバランス」「メリハリのある労働環境」、仕事内容で言えば「相続・事業承継」といった資産税業務や「組織再編」や「連結納税」といった、今まで経験していないような税務対応ができる環境というのがポイントのようです。
応募者が以前よりも少なくなっている中で、過去の選考と同様の仕方をしていてもいい人材を採用することはできません。
自社のブランド力を冷静に見つめ、採用に成功している事務所を研究するなどの努力が必要になっています。

関連記事:
人材採用に成功している会計事務所、失敗している会計事務所
採用活動の見直し 大手会計事務所も取り組む重要な改善ポイント

著者: REX編集部

レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者を始めとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
■公認会計士・税理士・経理の転職サイトREX
https://www.career-adv.jp/

ページ先頭へ