女性管理職が活躍し、柔軟な働き方が文化として根付いている

■働き方について伺いたいのですが、どのような働き方が一般的なのでしょうか。人事の方から、子育て中のメンバーもいらっしゃると聞きました。

F:まさに私は子育て中です。
子育てと仕事の両立で悩んでいた時にパートナーに相談したところ、すぐに「じゃあミーティングを午前に固めよう」と動いてくれました。
午後は保育園のお迎えと重なりやすいので、午前に集中して会議を終わらせることで、安心して働ける環境となり、感謝しています。
特に本チームは女性メンバーの比率が高く、マネージャー以上の管理職にも女性が多いです。
EYでは子育てやライフイベントと仕事の両立を前提にした働き方が自然に受け入れられていて、制度ではなく文化として配慮が根付いています。 そのため、 女性に限らず、さまざまなライフステージのメンバーが活躍しています。

S:働き方の柔軟性がすごく高いですよね。
法人として週2日出社推奨で、それ以外の日は個人の働き方に応じて、リモートワークと出社を柔軟に選択できます。このチームでは社内ミーティングもほぼオンラインですし、出社推奨日にどうしても出社が難しい場合はリモートに切り替えることも可能なため、出社のために無理にスケジュールを調整する必要はほとんどありません。
また、事業承継はオーナーとじっくりと話をしながら進めていくものですので、業務のコントロールがしやすく、繁忙期があるわけでもありませんし、短納期の期限に追われるということもないです。働きやすさは非常に高いと思います。

■オフィス環境についてはいかがですか?

S:私は出社派なのですが、オフィスがとても綺麗で、景色も良いので気分転換になります。東京ミッドタウン日比谷ですのでアクセスもいいです。
同僚がいると自然とコミュニケーションも生まれますし、出社してもストレスがないですね。
フリーアドレスなので、好きな席に座って仕事ができます。
20階が税理士法人グループのフロアで、弁護士法人や行政書士法人のメンバーも同じフロアにいます。

F:出社派とリモート派が自然に共存しているのもEYらしいですよね。
どちらかに合わせる必要がなくて、働き方の選択肢が広いと思います。

税務の総合力が身につく場所──キャリアの可能性が広がる

■コンサル側のファミリーコンサルティングチームとの連携はありますか?

M税理士法における独占業務の兼ね合いもありますので、基本的にはそれぞれの役割で住み分けていて、プロジェクト単位で必要な時に連携しています。
税理士法人側はオーナー一族の事業承継・財産承継・財団活用・移住等に関わるクロスボーダーなど税務領域に特化していて、コンサル側はファミリーガバナンスなどのファミリー向けの他に、オーナー企業の経営戦略や組織戦略・設計、経営企画機能の提供など、よりビジネス寄りの領域の担当です。必要な内容について連携することで、オーナー企業の悩みを総合的に解決できる体制になっています。

■税理士や公認会計士の皆さんは、常にスキルアップに対して熱心だという印象があるのですが、こちらではどのような成長ができると思いますか?

S:私はEYに入社した後、大学院に通っていたのですが、日中の業務との調整も相談すれば柔軟に対応してもらえました。
税理士試験の科目取得や大学院での学びなど、キャリアアップのための時間を確保しやすい環境ですよ。
実務面でも、法人税申告で数年間実績を積むと様々なことにチャレンジしたくなるかと思いますが、そのチャンスが十分にあると思いますし、実際、承継ストラクチャーを考える際にも法人税の知識は基礎となるので、過去に対応したことが無駄ではなかったと実感しています。

F:案件の幅が広いので、自然と知識の守備範囲が広がりますよね。
法人税だけでなく、相続税・所得税・国際税務など、総合的に税務を扱えるようになるので、成長のスピードが速いと思います。
「税務を総合的に扱えるようになりたい」という方には、とても向いていると思います。

M:私は会計の世界から来たので、最初は「税務の守備範囲ってこんなに広いのか」と驚きました。
案件を重ねるごとに「この論点は前の案件とつながるな」と気づく瞬間が増えていきましたね。
会計士の勉強で体系的に学んだところに、実務の知見が自然と身についていく感覚がありますので、会計士の方にもおすすめと言えます

■英語を使う場面はありますか?

M:私の場合は、現在は国内のお客様向けの業務が中心のため、ほとんど使っていません。ただ、海外案件を担当する場合には必要となることもあるかと思います。

S:私の場合は海外案件を行うことが多いのですが、実は英語は得意ではないです。ただ、EY税理士法人は高機能のAIツールをメンバー全員に導入しているので、AIの翻訳機能を使いながら海外の方とコミュニケーションを取ることができます。
AI翻訳の精度はどんどん上がっていってますし、今では話の内容は概ね理解できます。英語があまり…という理由で挑戦を諦める必要はないと思います。

F:英語を勉強中ても国際案件に挑戦できるのは、大きな魅力ですよね。
「英語が苦手だから国際税務は無理」と思わなくていい環境になっています。

■皆さんが描くキャリアについて教えてください。

S:事業承継は解決策が多様で、パートナーやマネージャーによってアプローチが違います。
経験を積むほど「もっとこういう提案ができるのでは?」と考える余地が広がっていきます。
私はこの領域をもっと深めていきたいですし、国際案件にも積極的に挑戦したいと思っています。
AIの翻訳ツールはありますが、英語が話せたらもっと海外の仲間とも繋がれると思うので、どんどんチャレンジしていきたいですね。

F:この仕事は「税務の総合力」が身につく点が一番の魅力だと考えています。
オーナー企業の悩みは本当に多岐にわたるので、法人税だけでなく、相続税・所得税・国際税務・会社法・組織再編など、幅広い知識が必要です。
ここでの経験は市場価値として非常に高いですし、どの領域に進むにしても強みになります。
オーナー一族の意思決定に寄り添う経験は、他ではなかなか得られないので、キャリアとしての希少性も高いと思います。

M:確かに、ここでの経験はどこでも通用する力になりますね。
事業承継は、税務・会計・法務・金融が全部絡むので、総合的な視点が自然と身につく。
だからこそ、経験が浅い方でも、一気に成長できると思います。
私は前の職種が監査とファイナンシャルアドバイザリーでしたので、会計とエクセルには自信がありましたが、税務は未知の領域でしたので不安でした。
最初は成果物を作成するところからスタートするのですが、承継プランのシミュレーションをする中でエクセルの力が役に立ったり、再編実行の際に会社法の知識が役に立ったり。そうした自分の価値を発揮できるところを持ちながら税務を学んで、徐々にスキーム設計やオーナーとのコミュニケーションに関わるようになってきており、段階的にステップアップできる環境のように思います。
これをもっと深めていきたいですね。

「難しいからこそ面白い」──オーナー一族向けの仕事で成長したいあなたへ

最後に、これからファミリービジネス向け税務アドバイザリーにチャレンジしてみたい方へ、メッセージをお願いします。

S:私は法人に関する申告業務からキャリアをスタートしましたが、この領域に携わるようになってから「税務の世界はこんなに広いんだ」と実感しました。
オーナー一族の悩みは、法人税だけでは解決できません。
幅広い知識が必要で簡単ではありませんが、学びは多く、日々の成長を自分で感じられます。
「将来オーナーに近い距離で仕事ができるようになりたい」「税務知見でただ答えるのではなく、税務知見を総合的に扱えるようになりたい」という方には、とても向いていると思います。

M:税務における総合力を得られる環境です。
私は会計の世界からこの領域に転じましたが、オーナーの意思決定に寄り添う仕事は、他ではなかなか経験できません。
会計・税務の知識を使って、オーナーの人生の選択を直接的に支える──そんな場面に立ち会えるのは、この部署ならではです。
英語ができなくても挑戦できますし、何か尖ったものがあれば、経験が浅くてもチームで支え合えると思います。
「自分にできるだろうか」と不安に思う方もいるかもしれませんが、まずは一歩踏み出してほしいです。

F:EYは、働きやすさと成長の両方を大事にしている法人です。
チームには子育て中のメンバーも多く、働き方の配慮は本当に手厚いと感じています。また、リモートワークを活用しやすい環境も整っており、女性管理職も複数名在籍しています。キャリアと家庭の両立を前提にした働き方が当たり前になっている職場です。
ライフステージが変わってもキャリアを継続できる環境があることは、多くのメンバーにとって大きな安心材料になるはずです。
その上で、オーナー企業の悩みを総合的に解決する経験は、自分自身のバリューアップにつながると感じています。
「税務のプロとしてもっと成長したい」「幅広い領域に挑戦したい」という方には、ぜひ来てほしいですね。

:私たちが担うのはオーナー企業の本質的な悩みに向き合う仕事です。
税務・金融・法務が複雑に絡むので、確かに難しさはありますが、やりがいも大きいです。
「難しいからこそ面白い」領域で、経験を積むほど自分の成長を実感できます。働き方の柔軟性もありますし、チームで支え合う文化もあります。挑戦したい気持ちがあれば、活躍を目指せる環境だと思います。
ぜひ一緒に働きましょう。

S:オーナー企業の承継は、人生の大きな節目に寄り添う仕事です。責任は大きいですが、その分だけ得られるものも大きい。
興味がある方は、ぜひ挑戦してほしいです。

 

1本目の記事はこちら ファミリービジネスの100年を支える──部門責任者が語る支援の本質

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