中小企業を守る財務の知識 しかし学べる場は少ない
中小企業の社長にとって、財務を学ぶためには、まず本を読むことが考えられます。私も月に20冊程度本を読みますが、本からはとても良質な情報が得られます。しかしながら、こと財務のテーマになると、とたんに専門的になり難解な本が多くなります。インターネットで調べることもあるでしょう。検索ワードを工夫すれば、誰でも簡単に情報を入手することができます。一方で、サイトによっては情報が古かったり、自社のケースにそのまま当てはまるのか不安になることもあるのではないでしょうか。商工会議所などのセミナーに参加する方法もあります。数時間で無料のセミナーなどが行われおり、これらに参加することも良い機会と思います。ただし、数時間や無料のセミナーで、どこまで良質な情報が入手でき、かつ受講者が本気で向き合えるかというと、難しい面もあるように感じます。さらに、大学やビジネススクールに通うという選択肢もあるでしょう。高額なだけあって、非常に高度な学びが出来、参加者の意識も高いと思います。一方で、アカデミックな内容で、大企業や海外の事例を取り扱うことが多く、中小企業の社長にとっては敷居が高いという声も耳にします。したがって、上場を目指しているわけではない、ごく一般的な中小企業の社長にとって、活かせる財務を学べる機会が実は少ないのではないかと考えました。



