社会的価値

近年、よく耳にするSDGs、エシカル消費といったキーワードが示すように、環境や社会に配慮して作られたモノや消費行動が求められるようになっています。

以前のように、ただ作ればいい、あとのことは知らないということでは済みません。
身近なところでは「地産地消」、「オーガニック製品」といったものがまさにそれです。

例えば、環境省のエコアクション21の認証を取得し、CO2や廃棄物の削減、エアコンの温度設定や環境に配慮した物品の調達(グリーン購入)といったECO活動を行っているホテルがあります。

エコホテル ソラ/屋久島
https://www.ecohotel-sora.com/

泊まるという機能的価値、屋久島で過ごすという情緒的価値、そしてエコアクションという社会的価値、そのすべてを満たしています。

エコアクション21/環境省
https://www.ea21.jp/

社会的価値は、ホテルなどの一般的なサービス業や日用品にとどまらず、今では金融の世界にも及んでいます。

銀行の社会性を格付けする/Fair Finance Guide Japan
https://fairfinance.jp/

提供側になると忘れやすい

新しいビジネスを考えるとき、もちろん最初に考えるべきは機能的価値です。
これが満たされていないと、商品やサービスとしての体をなさないばかりか、購入者や利用者から「それが何なのか」を理解してもらえないからです。

しかし、機能的価値ばかりに重きを置き過ぎると、例えば、高機能なテレビやスマートフォンのようにユーザーや顧客を置き去りにしてしまう恐れがあります。

機能的価値が満たされたら、次に感情面と社会面をどのように満たすのかを考えてみてください。(社会的問題を解決するために、まず社会的価値、そして機能的価値を満たす、といった思考手順もありです)

漏れなく3つの価値を満たせば、きっと強い差別化とともに次なる利益の可能性に繋がるはずです。


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