8.赤坂有限責任監査法人
(1)基本情報

(2)沿革
2008年5月27日に設立され、その後、合併、名称変更等はありません。
(3)売上

2020年8月期の業務収入は7億70百万円となり、前期の7億41百万円と比べて28百万円の増収(+3.9%)となっています。
うち、監査業務は3億50百万円となり、前期2億18百万円に対して1億32百万円の増収(+60.6%)となっています。また非監査業務は4億19百万円となり、前期5億23百万円に対して1億3百万円の減収(△19.8%)となっています。
なお、業務収入に占める監査業務の割合は45%であり(前期は29%)、中小監査事務所の平均値である85~90%(*1)に比べると監査業務の割合は半分程度となっています。監査を中心的な業務とする監査法人が多い中、赤坂有限責任監査法人の売上構成は特徴的です。
(4)クライアント
① 監査クライアント数

② 非監査クライアント数

(5)コメント
赤坂有限責任監査法人は2008年に設立された比較的新しい監査法人であり、設立以降、合併や名称変更等はありません。法人名の通り、東京都港区の赤坂に事務所を構えており、それ以外の従たる事務所はありません。なお関係会社として株式会社赤坂国際会計、赤坂税理士法人を有しています。
2020年8月期の業務収入は7億70百万円であり、中小監査事務所の中で上位に位置しています。監査クライアントとしては医療関連事業を営むグローム・ホールディングス、とらふぐ亭などを展開する東京一番フーズを抱えています。
なお直近の株式公開企業に対する監査契約の状況について、2019年及び2020年いずれも新規上場企業は担当していないようです。(*3)



