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税理士が教える飲食店経営のノウハウ ~生命保険の活用~

生命保険の活用方法を把握せずに節税になるからという理由だけで毎年、多額の生命保険を払っている会社が多くあります。そこで今回は会社経営に役立つ生命保険の活用法について説明します。

生命保険の活用は保障だけではない!?

都内で大衆居酒屋を3店舗経営しているqさんは、知人から節税になるよと勧められ、毎年、多額の生命保険を払っていますが、生命保険の活用方法がいまいち分からず悩んでいました。

生命保険の活用というと、まず保険本来の「事業保障」以外では「節税」目的での活用をお考えになる経営者がほとんどであると思いますが、保険の活用は「税負担の軽減」だけではありません。予期せぬ突発的な経営危機の際に会社のお金を守り、ビジネスチャンスに柔軟にお金を借りられる、「資金調達」目的にも活用でき、上手に活用すれば、会社のお金を最大化することに役立ちます。

しかし、会社の体力(現預金と純資産)があまり溜まっていない状態で生命保険を多く払いすぎてしまうと、決算書上、利益とお金が残らないため、金融機関の融資の審査が通らず本末転倒になってしまうので要注意です。まずは会社の体力をつけてから、生命保険を活用するという順番が大切です。

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