生命保険を活用しよう

その後qさんは、飲食店専門の税理士に相談し、生命保険の活用方法について教えてもらい、会社に体力をつけてから生命保険を活用しました。生命保険により毎年の利益を適正額に節税し、利益を留保しておいたことで、不採算店舗の撤退で大赤字になった際も、生命保険を解約することで赤字を補填することができ、早期に事業を回復させることができました。

生命保険の活用をするときに「資金調達」という観点でも使い勝手がよいです。例えば不採算店舗の毎月の赤字が大きくなり、撤退を余儀なくされた場合には、その期は会社が赤字となる可能性が高いですし、撤退をするには物件をスケルトンにする必要があるため、まとまったお金が必要になります。その際に、解約返戻金が発生するタイプの保険に加入していれば、保険を解約し、戻ってきたお金で撤退資金に充てることもできます。この解約返戻金は営業外収益となりますので赤字と相殺し、経常利益が赤字となるのを回避することができます。

また、新店舗を出店する際に一番ネックとなるのが物件探しですが、これにも保険を活用することができます。よい物件を見つけたときには物件をすぐに確保する必要がありますが、物件取得には保証金、礼金、仲介手数料、前家賃などを含め、月額家賃の15か月前後かかると言われています。家賃が40万とすると600万が必要となりますが、これを自己資金ですぐに手当てできる会社は5店舗未満の会社では少ないです。銀行で融資を受けようとすると必要書類を揃えるところから融資が実行されるまで約1か月かかってしまうため資金調達のスピードとしては遅く、物件取得には間に合いません。その際に、解約返戻金が発生するタイプの保険に加入していれば、解約返戻金の枠内であれば保険会社から3日程度で資金を借りることができ手付金をそこから支払うことができるので、資金がないために物件を逃すということ回避できます。

このように飲食店の経営には保険を上手に活用すれば、会社のお金を最大化することに役立ちます。具体的にどのような保険商品に加入すればよいかについては、付き合いのある保険会社の担当者に保険を活用したい目的をはっきりと伝えましょう。そうすれば自身の目的にあう保険を提案してくれると思いますので、保険をうまく活用することができるはずです。

 

成功する飲食店経営を目指すなら生命保険の活用から!生命保険の活用方法を把握し、会社のお金を最大化しましょう。


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