源泉徴収票を紛失した場合はどうすべき?

源泉徴収票を紛失した場合は、アルバイト先に問い合わせて再発行してもらうことができます。

ただし、源泉徴収票の再発行には時間がかかるので、時間に余裕をもって再発行の依頼を行うことが大切です。

勤務先で源泉徴収票がもらえなかったらどうすべき?

アルバイトをしている勤務先から源泉徴収票の交付を拒否された場合には、どのように対応すれば良いかについて、ここでは説明していきます。

「税務署や労働基準監督署に相談する」と伝える

給与の支払いを行っている事業者は、必ず源泉徴収票を交付しなければなりません。

これは義務であるため、源泉徴収票を交付を拒否された場合、アルバイト先に「税務署や労働基準監督署に相談する」と伝えてみてください。

そうすれば、時間はかかっても交付してもらえるはずです。

所轄の税務署に相談し、「源泉徴収票不交付の届出書」を提出する

勤務先から源泉徴収票がもらえなかった場合、最悪のケースでは、所轄の税務署に相談して「源泉徴収票不交付の届出書」を提出します。

この書類は、所轄の税務署に源泉徴収票の交付がなかったことを法的に伝えるための書類です。

この書類が提出された場合、税務署からの税務調査などが勤務先に対して行われる可能性があります。

まとめ

アルバイトの方は、給与所得が103万円を超えたら確定申告を行う必要があります。

確定申告の際に源泉徴収票がないことに気づいたら、まずは勤務先に再発行の依頼をしてみましょう。

源泉徴収票の再発行には時間がかかるものなので、時間に余裕を持って問い合わせることが大切です。


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