提出手段ごとの特徴と期限
確定申告書類は様々な方法で提出することができます。
ここからは、提出手段ごとの特徴と期限について解説していきます。
窓口で提出する
確定申告書類は、税務署の確定申告書コーナーを利用して提出できます。
確定申告書コーナーで税務署の職員と相談しながら確定申告書類を作成することができますが、確定申告期間は非常に混み合っているので注意してください。
確定申告期間には、税務署によっては整理券がないと利用できないところもあります。
窓口提出の場合は、税務署が開いている時間内が期限となるので注意してください。
郵便で送付する
確定申告書類は、郵便で送付することも可能です。
郵便で送付する場合には、信書扱いで郵送するのが原則です。
書留、簡易書留、レターパックなどを利用してください。
普通郵便では受け付けてもらえない可能性があるので注意してください。
なお、郵便の場合、消印のタイミングが確定申告書類を提出したタイミングと見なされます。
したがって、令和4年分の確定申告については2023年3月15日(水)の消印があれば、期限内に郵便で送付されたと見なされます。
時間外収受箱に投函する
確定申告書の申告・納税期間となると、税務署に時間外収受箱が設置されます。
確定申告の申告・納税期間になると、税務署は混み合いますので、窓口に提出するのは手間です。
税務署が開いている時間であれば、税務署の確定申告会場売り口付近に時間外収受箱が設置されているので、そちらに確定申告書類をファイルに入れて提出します。
一方、税務署が開いていない時間であれば、税務署の夜間受付窓口があるため、そこに確定申告書類を提出します。
e-Taxで送信する
税務署が近年推奨している確定申告方法でもあるのがe-Taxによる確定申告です。
インターネットを通じて確定申告を行うのがe-Taxです。
令和4年度の確定申告においても、すでに85%の方が利用しています。
土日祝日を含む全日利用可能なので、忙しい方でも安心です。
まとめ
2023年の所得税等の確定申告の相談及び申告書の受付は、2023年2月16日(木)から3月15日(水)までです。
確定申告をしなかったり、期限後申告をしたりすれば、無申告加算税や延滞税などを負担しなければなりません。
申告すべき人が確定申告をしない場合には、厳しい罰則が用意されているので、必ず期限内に確定申告をするようにしてください。
万が一間に合わない場合には、個別に延納の手続きが用意されているので、迅速に対応することが大切です。
また確定申告は、窓口での提出、郵送での提出、時間外での提出、e-Taxでの提出など、様々な方法で提出することができます。
現在の主流はe-Taxを利用しての確定申告です。
自宅にいながらでも確定申告ができるので便利です。
取材記事のお問い合わせはこちらから
いつでも簡単に。さらに見やすくなったKaikeiZine公式アプリ
◆最新記事はKaikeiZine公式SNSで随時お知らせします。
◆KaikeiZineメルマガのご購読(無料)はこちらから!
おすすめ記事やセミナー情報などお届けします。
【メルマガを購読する】