自社DX化がクライアントサポートのネタに
またアクタスグループの特長は、ITコンサルティングの部門があり、システムコンサルタントが十数人もいることです。
会計事務所自身の効率を上げるためにDXを進め、そこで培ったノウハウを活かしてクライアントの支援へとつなげている点はビジネスとして非常に有効です。
DX化する段階はクライアントによってさまざまでしょうが、管理系人材が少ない中小企業が成長しようとする際は、経営管理の課題は税務会計に留まらず、人事労務そしてシステム面の支援までできると助かることでしょう。
その意味でも、税務会計、人事労務、ITコンサルティングと、アクタスグループは企業サポートのメニューが充実しています。
近年、会計事務所は記帳代行と税務相談のみのサービスから脱却し、とくにバックオフィスに人を割けない中小企業にとっての欠かせないビジネスパートナーになりつつあります。
クラウドを活用して管理業務をまるごと任せる「BPaaS」が中小でも広がっていると。
大いにビジネスチャンスがありそうです。
継続企業型の経営承継
近年、会計業界では事業承継、経営承継の課題が顕著で、後継者問題や事務所間の経営統合・M&Aなど、さまざまな変化が起こっています。
そんな中、アクタスが前グループ代表の加藤幸人さん(税理士)から、粕谷直人さん(税理士)にバトンタッチされたことには驚きました。
聞くとアクタスは独立系会計事務所でありながら、パートナーの定年制度があって、それを自ら作られたのは、アクタスグループを25年けん引してきた中興の祖ともいえる前グループ代表の加藤さん。
税理士の平均年齢は60代で、国税出身者ならば60歳過ぎて開業する税理士も少なくない中、定年制度を作り、次世代へ承継するのはなかなか簡単ではないことだと思いました。
そこに企業の長期的継続性を重視した経営者としての判断が見受けられました。
バトンを引き継いだ粕谷代表も長年アクタスの経営ボードメンバーとしてグループの成長をけん引してきたお1人ですから、承継もスムーズだったのかもしれません。
250人もの組織でありながら、フラットな社風と積極果敢にチャレンジする風土すなわちアクタスイズムが脈々と続いているからだと納得いたしました。
見学の機会をいただき、パートナーの皆さまのフランクなお人柄にも触れさせていただき感謝いたします。
今後のさらなるご発展を祈念いたします。

まとめ
1. 社内の組織化と働き方改革にはDXが必須
- 社内申請フローの電子化
- PCなどハードと通信環境の整備
- WEB会議ツールの導入
- 成果物レビューフローの電子化
- 自動処理が可能な定型業務の洗い出しと実行
- 業務の進捗管理
- 社内ノウハウの共有化
- 座席予約システムの導入
2. 会計事務所の守備範囲が拡大
- 税務会計、経理代行、人事労務、ITコンサルと、経営管理のワンストップサポートBPaaSの広がりで会計事務所のビジネスチャンスが期待される
3. 早期の経営承継で一般企業並みの継続企業型組織へ
- 役割重視のフラットな社風
- 新たな取り組みにチャレンジする積極的風土
アクタス税理士法人
●設立
1989年 稲村会計事務所を開業
1999年 稲村会計事務所をアクタス国際会計事務所に名称変更
2002年 エーエスジー税理士法人(赤坂事務所)を設立
2003年 ASG税理士法人(本店・港区)を設立
2006年 ASG税理士法人(本店・港区)をアクタス税理士法人に名称変更
●所在地
・赤坂事務所
〒107-0052
東京都港区⾚坂4-2-6 住友不動産新⾚坂ビル2F
・立川事務所
〒190-0012
東京都立川市曙町2-37-7 コアシティ立川5F
・大阪事務所
〒550-0002
大阪府大阪市西区江戸堀1-5-16 JMFビル肥後橋01 9F
・長野事務所
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝2700-1 MATOIビル2F
●会社HP
https://www.actus.co.jp/




