定住先はまだ定まりませんが、車を購入しました。
日本と同じ左側通行なので適用は問題なし。行動範囲がすこぶる広がっております。
今回は車購入のお話を少し。
こちらニュージーランド、KIA、Hyundai、Ford, VWも多々見かけますが、まだまだ目立つのは日本車と言っていいかもしれません。左側通行のせいか、日本の中古車もかなり流通している模様。日本語の広告を背負っているトラック、ヤン車、イタ車を見かけることもあり、懐かしくなる始末です。
もちろん、トヨタ、日産など日本メーカーの直営新車販売店もメジャーな街には必ずと言っていいほど見かけますが、学生身分の私にそのような選択の余地はなく、まっすぐ中古車販売店へ。自身の予算は諸費用込みで6000NZD(ここ最近のレートは1NZD=80円弱)。もともと車に興味がないので走ればOK、できればハッチバックの心構え。
ちなみに中古車の相場はといいますと、日本から輸入されたばっかりの中古車(店ではフレッシュインポーティドと呼ばれていました)ですと7000NZD代後半より。フレッシュでなければ安くて6000NZD+諸費用という感じでしょうか。
まずまず難航しましたが、3件目で出会いました。諸費込5千NZD代前半。2000年製カローラ、09年ニュージーランド着。決め手はディーラーの人柄です。すでに15万キロ以上走行していましたがタイヤが新品なので気にしません。その他保険料が別途かかりましたが、トータルで予算内に収めることができました。
決めてからは早かったです。翌日銀行に行って指定口座に送金、1週間後には手元に。後日保険屋へ行って、加入して、はい終了。中古・一括支払・現地受取によるところもあるかもしれませんが諸経費がいたって簡素。明細はこの通り、

仕訳の視点でみていきますと、
登録料(おそらく数百ドル)は本体価格に含まれていますが、課税なのでそれは問題なし。取得原価は日本と同じコンセプトなので免税事業者なら1本で仕訳が切れる勢い。
ここで日本の仕訳の思い出がフラッシュバック。
リサイクル預託金、自動車取得税、登録料、手数料、印紙代など諸々の項目に課税や非・不課税が入り乱れて明細とにらめっこ、伝票に溢れる仕訳。あれはなんだったのでしょうか。

シンプルなのはいいですね、時間がかからないし間違わない。妄想を爆発させますと、機関を統一して諸々の費用・税金をまるっと一括で徴収してくれれば日本の生産性が相当上がるんじゃないか、なんて。
購入手続きも早かったのですが、自損までも早かったです。日曜に受取り、次の火曜には縁石に乗り上げバンパーが無残なことに。致命傷ではないので問題ないですが、心の傷は長引きそうです。この件もあって安全第一に走行しておりますが、もしなにかありましたらこちらの医療・保健制度をお届けする次第。では。