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女性記者のひとりごと vol.58 セルフメディケーション税制

セルフメディケーション税制の趣旨には大いに賛同するのだが
ツッコミどころが多すぎてつい口うるさくなってしまう。

平成29年1月1日から始まったセルフメディケーション税制。
従来型の医療費控除の適用を期待してコツコツ領収書をストックしても
「10万円超」という高いハードルに阻まれてきた私にとって
足切り額「1万2千円」というのはかなり嬉しい。
ところで、セルフメディケーション税制の対象となるのは
「スイッチOTC医薬品」ということだけれど
薬局に行ってもどれが「スイッチOTC医薬品」なのか判らないことが多い。
値札の横に大きく書いてある薬局もあれば、
「セルフメディケーション税制の対象です!」とまで書いてあるところもあれば
何も表示していないところもあり、店によって対応はまちまち。
もっとずば抜けて判りやすい表示を義務化すればいいのにねぇ…。
健康診断費用が対象外ってのも気にかかる。
セルフメディケーション税制の創設趣旨は、
国民の健康維持の自助努力を促し、大病院での待ち時間短縮や
本当に緊急な患者への速やかな対応を可能にすること。
それなら健康診断や人間ドックの費用も何らかの優遇対象にすべきだと思う。
いけない、またクレーマーになってしまった。
セルフメディケーション税制の趣旨には大いに賛同するのだが
ツッコミどころが多すぎてつい口うるさくなってしまう。

著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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