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専業主婦からママ税理士へ 子育てしながら働く!ライフスタイル白書【37】:働くママ税理士のwithコロナ、afterコロナについて考える

コロナの影響がここまで長引くと、税理士もただだまって収束を待つだけでは心配になってきました。働くママ税理士としてのwithコロナ、afterコロナについて考えたいと思います。

アメブロ開始10周年を記念してzoomで開催した、 ブログ読者さん達とのイベントの様子

コロナがこのまま収束するのか、まだまだ続くのか、いずれにしても、今回のことを機に気付きが多くあったので今後に活かしたいと思います。

顧問先様の支援はもちろん大切ですが、自分自身の事業(税理士業)の今後についても考えるようになりました。自分の事業がうまくいかなければお客様の支援もできません。税理士は顧問契約が多く、安定した収入が入りやすい有難い職業ではありますが、それにあぐらをかいてるわけにはいかないのです。正直、以前はなんとなく安定が続くと思っていました。顧問の解約がいくつかあっても新規の契約もあるだろう、くらいに。

でも世の中全体がこのような状況になり、顧問先の業績が悪化したり、休業や、最悪廃業になれば、こちらの収入も減ります(もちろんそれを回避するためだけにお客様を守るわけではありません)。今、普段以上に顧問先様のお役に立てていると実感できる、普段ならあまりないくらいの状況ですが、でも現実的に顧問先がお金に困っていれば、入金が遅れる可能性があります。コロナがまだ少し自分にとって遠い話だった頃は、「税理士業はコロナの影響を受けない、いい職業だな~」なんてのんきに思っていましたが(すみません…)、今は、今後について真剣に考えないといけないなと思うようになりました。

例えば、顧問先は一つの業種に絞らない方がいいのかなと思います。「〇〇に強い税理士」というのは憧れるしブランディングとしてはアリだと思うのですが、実際の顧問先は多業種にわたる方が安心です。また、顧問料がものすごく高額な顧問先に、収入が一点集中だとそこに依存してしまうので(たとえ業績悪化がなくても無理難題を言われたときの対応など含めて)、そのようなことないようにできればいいなと思います。

働くママとしては、税理士業はリモートワークが可能なところは強みです。とはいえ、学校だけでなく保育園や学童も休校中の今は、小さなお子さんがいらっしゃると家で仕事にならないでしょうけど…。また、ママに限らず、というか男性女性限らず、収入源が複数あるとより心強いですね。例えば、有名なYouTuber税理士が、顧問契約以外に、家にいながら多くの方に役立つ税金の話を発信でき、かつ収入も得られるというのはすごい強みだと思います。私も税理士以外の得意なことで収入を得られるくらいのものがあったら安心なんですけどね…(ないですけど笑)。

ただ、こんなときだからこそ、守りではなく攻めを考えてみたいと思います。叶えたいことがあるならそれと向き合う時間を取る、スキルアップする。「いつか」ではなく「今でしょ」笑。この期間にそれなりに仕込んでいますよ。

事実、たくさんの飲食業店が、テイクアウトやデリバリー、冷凍販売など迅速に考えて対応しています。税理士だけが「このまま」でいいはずがありません。変わっていく必要があると思います。私自身、けっこうアナログで、オンラインとか疎いし、今までのやり方でやる方が安心と思う性格ではあるのですが、でも、やらないでいいとか、昔ながらでいいはず、なんてことはありません。

特に今回のような事態においては、ベテランも新人もなく、どんな税理士にとっても給付金やら税務やら初めてのことばかりです。

そして、今はもう時代は令和で、2020年ですが、改めて「家族の協力」の必要性を訴えたい。これまで「なんとなく母親がやること」になっていたことを、分担しましょう!母親の働き方改革、それは父親の働き方改革でもあります。そういう我が家も、休日は進んで夫が料理してくれますが(休日関係なく仕事をする私にとって有難い)、平日の家事全般は私です…。在宅勤務中の夫が仕事のことでイライラしてたりすると、「仕事しかしてないくせに!キ――――ッ」となることもあります笑。最近やっと洗濯は時々息子たちがしてくれるようになりました。

今回、持続化給付金(前年同月比半減で中小企業200万円、個人事業主100万円)や東京都感染拡大防止協力金(休業等で50万円)、特別定額給付金(全国民10万円)などのお金をもらうことを通して、きちんと確定申告しておくことの大切さや、月々の売上を記録しておくことの重要性を感じた方も多いと思います。税理士として、今後ますますわかりやすくかみ砕いて、税金について発信していきたいと思います。

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著者: 脇田弥輝

脇田弥輝税理士事務所/東亜大学大学院法学専攻非常勤講師

長男を出産後、会計・税法の知識ゼロから税理士を目指し、2013年税理士登録。税理士法人勤務を経て2016年脇田弥輝税理士事務所開業。「『外部の税理士の先生』ではなく、『内部の敏腕経理』と思って頂き、お客様とともに事業を成長させる」を理念とし顧問先と付き合う。著書に「ダンゼン得する知りたいことがパッとわかる 青色申告と経費・仕訳・節税がよくわかる本」(ソーテック社)、「世界一やさしい電卓の教科書 1年生」(ソーテック社)がある。
■脇田弥輝税理士事務所
http://wakitamiki.work/
■子育てママ~専業主婦から税理士☆合格体験&お仕事日記
http://ameblo.jp/zeirisi-ni-naru/

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