履歴書の書き方、服装、内定が出た後の注意点―若手公認会計士の転職のキホンその2
若手の公認会計士が初めて転職活動をしたいと思ったとき、どのような点に気をつけて活動を行えばいいのでしょうか。「若手公認会計士に捧ぐ 初めての転職活動 基本のキ」
後編では、応募書類の書き方や面接時の服装などについてお教えします。

公認会計士の転職、履歴書・職務経歴書の書き方
応募書類は、志望する転職先に応じて書き方を変えることをおすすめします。
監査法人や会計・財務系コンサルティング会社の場合は、監査法人名・部署名である程度能力を推し量ってくれる可能性があります。どこでどのような仕事をしていたのか、簡潔に漏れなく記入しましょう。
戦略系コンサルティング会社に応募する場合は、論理的な思考ができることが示せなければなりません。職務経歴書を自分自身のプレゼン資料だと考え、わかりやすくまとめましょう。
一般事業会社への転職はキャリアチェンジです。能力を推し量ってくれる可能性は低いため、何ができるのか、何をやりたいのを意欲的に伝えると良いでしょう。
応募書類作成の大前提は、誤字脱字に注意してコンパクトに書くことです。西暦・和暦が入り混じっていたり、会計士登録の年月日がなかったりするといい加減な人物であるという印象を与えかねません。
職務経歴書ではインチャージ経験や職位、クライアント規模なども忘れずに記入するようにしましょう。
面接の服装―私服で面接に行っても大丈夫?
面接はスーツ着用がマナーです。しかし最近では私服勤務の企業が増えてきており、採用する側の企業は私服での面接に応じてくれることもあります。何らかの事情により私服で面接に行かざるをえないのであれば、採用担当者に相談してみるとよいでしょう。
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