申告漏れ相続財産の金額の内訳とみると、「現金・預貯金等」が993億円で全体の33.1%を占め、申告漏れの3分の1が現金や預貯金となっている。以下、「土地」が373億円(構成比12.4%)、「有価証券」が323億円(同10.8%)、「家屋」が58億円(同1.9%)の順で多く、生命保険金や退職金などが含まれている「その他」は1,254億円(同41.8%)となっていて、構成比は前事務年度と比べると「現金・預貯金等」が3.4ポイント減少し、「その他」が3.7ポイント増えて4割を超えている。