問いの種類

問いの種類には以下のような16種類があります。
この16種類を駆使することで、様々な切り口からアイデアにつながる「問い」を立てることができます。
1つずつ簡単にご紹介しましょう。

① 定義
それは何か、です。
この問いによって、日ごろ私たちが「当たり前」だと思い込んでしまっているものを掘り下げることができます。
例えば、以前ご紹介した有料書店「文喫」。
私たちが持っている書店のイメージはもちろん「無料」です。その常識を覆し、利用するため1500円の料金がかかるとした驚きのビジネスです。
「今までない書店を考えよう」と答えを探すのではなく、「そもそも書店とは何か?」という問いを立てることで、こうしたチャンスに行き当たるのです。

② 因果
なぜ、〇〇なのか。
① の定義と同じく私たちが思い込んでしまっている「常識」を問う質問です。

なぜ、この場所でやっているのか、なぜ、この形なのか、なぜ、この価格なのか。
この問いを用いることで、その商品やサービスに隠れている可能性を掘り下げることができます。
有名な例をでは、Paypal創業者としても有名なイーロン・マスク氏のSpaceX社があります。ロケットの設計製造を行うにあたって、イーロン・マスク氏は、膨大な金額になった見積額を前にして、「なぜ、こんなにも費用がかかるのか」という問いを立てたそうです。
そこから、1つ1つの部品にかかるコストを洗い直し、もっとも低コストできる道筋を立てていったそうです。

私たちは日ごろ慣れ親しんだものやサービスに対して、自らの認識とよほどのズレがない限り疑問を抱くことがありません。しかし、そこにこそ、大きな可能性が隠れているのです。

③ 目的
それは何のためにあるのか?
例えば、新聞紙。
スマホが普及した現在、そのレゾンデートルに陰りが見え始めていますが、本来の目的は、「記事を読む」ものです。
しかし、よく思い出してみると、新聞紙には何かを包む、汚れを落とすなどさまざまな使い道があります。
情報を伝えるという一面から、新聞という「物」に視点を変えることで、違う目的を見出すことができます。
他にも、渋谷などの大きな交差点で見かけることが多い、ラッピング車両。バスやトラックなどは、本来何かを運ぶのが目的ですが、「見るもの」として置き換えることで広告の機能を実現しています。

④ 比較
他ではどうだろうか?
業界の常識などを疑ってみるのにとても有効な問いです。

日ごろ私たちが仕事において身を置いている業界の常識には、一歩離れると「非常識」なるものがいろいろとあります。
例えば、システム開発業と小売業。
システム開発の場合、納品するものはこれから創る一方、小売業ではその対象物があらかじめ売り場に並んでいるのが当然です。
それはそうだろうと思いたくなるかもしれませんが、これまでの3つの問いと同様、そこにこそ「チャンス」が隠れているのです。

 

以上、ざっと4番目までご紹介しました。
次回は引き続き、5つめの「信憑性」からご紹介していきます。


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