④ 特殊化
平たく言えば、「非常識」なこと。
問いに置き換えると、
- ・(常識に当てはめると明らかに外れているが)この方法はどうだろう?
です。
この問いに近い発想方法が「水平思考」、ラテラルシンキングと呼ばれるものです。
例えば、ダイソンの羽のない扇風機などがまさにそれです。
扇風機=羽を回して風を送るという常識を否定することで大成功を実現しています。
⑤ 経緯
前回ご紹介した時間とほぼ同義です。
ある製品やサービスがここまで、どのような経緯で発展、変化してきたのか。
新しいビジネスが生まれ、成功し軌道に乗るケースはそのほとんどが必然的とも言えるようなタイミングになっているのがもっぱらです。
例えば、昨年空前の大ヒットを飛ばした「鬼滅の刃」。
その背景に埋め込まれているのは、戦前の古き良き日本における「共同体」です。
昨年、折しも新型コロナウィルス感染症の拡大によって、それまで広がり続けていた「グローバル化」は一転し、世界単位では国々で、国内では都道府県で、「分断」される形に押し込まれました。
その分断を繋ぐために拡大したオンラインコミュニケーションによって、改めて見直され、求められたのが「人と人とのつながり」でした。
鬼滅の刃も、クラブハウスもまさにこうした「歴史的な転換点」に見事にはまり成功しています。
⑥ 限定
この問いは、「自分の中の認識を疑う」ときに使います。
- ・(自分はこう思っているが)果たして、本当にこれだけだろうか?
人は目の前に置かれたものや、自分が知っていること、経験したことでしか考えることができません。結果、バイアスのかかった発想になりがちです。
長い時間をかけて形成した自分の世界観や価値観を壊すことは容易ではありません。
しかし、ルーティーン化してしまった動作(例えば通勤や通学)の一コマにこの問いを投げるだけで、まったく違った視点を見出してくれる可能性を秘めています。
⑦ 当為
英語でいう「must」を意味します。
つまり、何々しなければならない、何々すべきであるという問いです。
ビジネスに置き換えると、何かの「理想的な状態」、いわゆる「To be」のこと。
問いにすると、
- ・理想のスピーカーとはどのようなものだろうか?
- ・理想のキャンピングカーとは?
- ・理想のリラクゼーションサロンとは?
などです。
ここから、「As is」つまり現状と比較してみることで、その差分から何が足りないのかを見出すことができます。
以上、3回にわたって、16個の問いをご紹介してきました。
ぜひ、様々な切り口の問いを立てることで、これまでたどり着けなかったチャンスを手にしてください。
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