ビジネスの対象となる「課題」。残念ながら目立つものはほとんど残っていません。そこで狙いたいのが見過ごされている些細な課題。【儲けのしくみ】ビジネスモデル構築の極意第48回は「小さな面倒」です。

いわずもがなですが、ビジネスの基本は「課題」の解決です。

とはいえ、目立ったものはほとんど解決されていると考えて差し支えありません。

例えば、速く移動したい=時間を節約したい。

数年後にはリニアモーターカーが走り出しますが、飛行機と合わせ、移動の世界には現時点でこれ以上の解決の余地はありません。

そこで今狙いたいのが、見過ごされてしまっている些細な課題。特にすぐに忘れてしまうような日常の、ほんのちょっとした面倒です。

事例を交えながら、どのような可能性があるのかをご紹介しましょう。

小さな面倒をクリアした例

レトルト亭

https://www.apix-intl.co.jp/products/arm110/

 

時間がないとき、数分間茹でるだけで出来上がるレトルト食品。

確かに便利ですが、「お湯を用意する」「皿に移してラップをかける」など少々手間がかかります。

そうした手間を一発で解消したのがこの機械です。

調理器の中にレトルト食品をそのまま入れ、つまみを回すだけで出来上がり。

火も使わないため、子供にお願いすることもできます。

 

■折り畳み式洗濯機

https://souyi-japan.com/souyi-product/home-appliances/sy-135-uv.html

 

旅行や出張のとき、意外と面倒なことになるのが衣服の汚れ。

高級ホテルであれば、ランドリーサービスに頼めば済みますが、そうでなければ自分でなんとかするしかありません。

こうした外出先でさっと洗濯したいとき、他の荷物と一緒に持っていけるのがこの折り畳み式洗濯機。外で洗濯したいという小さな問題を見事にクリアしています。

 

また単に洗うだけではなく、排水や脱水機能もついている上、家の洗濯機の15分の1の水で洗濯が可能という経済性も兼ね備えています。

 

■スリム回転式くるくるハンガー

https://www.cogit.co.jp/goods/14305/

 

家の中で意外と場所と取るのが、洗濯物を干すスペース。

シーツやバスタオルといった横に長いものは特に、です。

そのまま干そうとすると、かなりの広さを取ってしまいます。

そこで登場したのがこのハンガーです。

四角い渦巻き状になっているため、省スペースでバスタオルなどを干すことが可能です。

洗濯物を干す場所がない、という小さな面倒を見事に解消しています。

 

■FREE LAUNDRY 

ペットがいる家庭で困るのが、衣服に着いたペットの毛。

その種類は、ペットごとに異なり、簡単に取れるものから細くからみつくものまで多様です。

もちろん、そのまま洗濯機に入れても簡単には取れません。

そうした問題を見事に解決したのがこのツールです。

使い方は洗濯する際に一緒に入れるだけ。

上述のハンガーと同様こうした解決策には「シンプルさ」が欠かせません。

 

■とじ太くん

https://www.jicworld.co.jp/brand/tojitakun/

 

印刷物を冊子にするには、ステープラー、さらに専用の製本テープが必要です。

1、2冊であればさほどのこともありませんが、何十冊ともなるとかなりの手間です。

そこで登場したのがこの商品。単に製本にするだけではなく、書店にある本のような粘着力の高い糊付けができ、見開きにしたりしても安定しているという優れもの。

製本するという手間を見事に解消しています。

 

■シームレスせんマグ

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/bottle/seamless/

 

今やすっかり市民権を得た「マイボトル」。

店舗に行くとそれはもうたくさんの種類が並んでいます。

しかし、このマイボトルにも小さな問題がありました。

それが「パッキン」。ボトルのせんと本体との間にあって、中身がこぼれるのを防ぐ大切なパーツです。しかし、その特有の形状から付け忘れや失くしやすいという問題がありました。

それを一気に解決したのがこのシームレスせん。「せん」と「パッキン」がひとつになったことで、そうした問題を見事に解決しています。

 

以上、事例を交えながら「小さな面倒」についてご紹介しました。

改めて見て頂くと明らかなように、小さな面倒は私たちの日常生活の中に転がっています。

うーん、ちょっと大変だな、面倒だなと感じるときはぜひ、忘れずメモをしましょう。

そこにはトンデモない大きなチャンスが潜んでいるかもしれません。


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