少しずつアップデートし、使いやすくなっていったe-Tax。スマホ申告はコロナ禍も手伝って一気に一般化し、多くの「利用者の声」を反映しながらこれから更に進化していくだろう。

今年もスマートフォンで確定申告を済ませた。
支払調書や領収書などの関係資料は整理済みだったので30分もかからずに完了。
しかも近所のカフェで。ウソみたい(笑)。スマホ申告は拍子抜けするほど簡単なので、却って不安になる人も多いかもしれない。
e-Taxが登場した初年度からe-Taxを利用している。
当初は「自宅にいながらラクラク申告」との謳い文句とは裏腹に、めちゃくちゃ不便だった。
登録やらカードリーダライタなどの事前準備が多い上、操作がいちいち面倒。
e-Taxなのに、わざわざ税務署に出向いて、申告書作成コーナーの隅にある「e-Taxコーナー」でスタッフに教えてもらいながら申告したという人もいたというのはウソのようなホントの話。
しかも、e-Taxで送信できるのは申告書だけだったので、添付書類に関しては郵送するか、税務署窓口に持って行かなければならないというギャグみたいなことになっていた。
そんな混迷の時代を経て、少しずつアップデートし、使いやすくなっていったe-Tax。
遂にはスマートフォンで申告できるようになり、添付書類の省略、キー操作の簡略化など、驚異の進化を遂げた。
令和3年分からは新機能も。スマホのカメラで源泉徴収票や支払調書を撮影することで確定申告書等作成コーナーに自動入力されるようになった。
すごく便利。しかし、今回は私の撮影が下手だったのか、自動入力された数字の一部が間違っていた。確認画面でのチェックは必須だ。
とはいえ、年々進化していることは喜ばしい。
スマホ申告はコロナ禍も手伝って一気に一般化し、多くの「利用者の声」を反映しながらこれから更に進化していくだろう。
10年後、どうなっているかな。今から楽しみだ。
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