菅政権が推し進める「脱ハンコ」。誰もが薄々感じていたであろう「ハンコって意味なくない?」という心の声が急速に市民権を得たような印象だ。

菅政権が推し進めるデジタル化の一環で「脱ハンコ」が急速に進んでいる。

政府・与党は確定申告などの税務手続きでも押印の原則廃止を検討するそうで、2021年度の税制改正で検討するべく、年末にまとめる与党税制改正大綱に反映させるつもりらしい。

 

誰もが薄々感じていたであろう「ハンコって意味なくない?」という心の声が急速に市民権を得たような印象。

かくいう私も、100円ショップでハンコが買える「よくある苗字」なので、非常に便利な反面、押印の習慣に強烈な違和感を感じてきた一人だ。

 

意味のない押印がなくなりそうで良かった〜。

…と思う反面、漠然とした不安もある。

「なりすまし」問題とか大丈夫なのかな…。

急速なデジタル化に役所がついていけず、却って手続きが増えたり書類が増えたり面倒なことにならないかしら…。

でもまあ、その辺のことはちゃんと考えて進めるんだろう。

 

変革の過渡期には矛盾や無駄がつきもの。

かのe-Taxも、つい最近まで「申告書以外の添付書類は郵送で」という漫才のオチのような状態だった。

脱ハンコは、ベースとして歓迎すべき、然るべき改革だ。

前述の不安点をカバーしながら、確実に進めて欲しい。


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