「睡眠」✕「ツール」
睡眠に関するビジネスの2つめ。「ツール」です。
ツールにはざっと次のようなものがあります。

コーチングと研修は厳密には“ツール”ではありませんが、場所に属さず、睡眠の質の向上に寄与するものという点からこちらに含めました。
睡眠にまつわるツールは、さきほどの調査にあった多くの人々の睡眠不足という背景もあり、多くのカテゴリーが活況です。
なかでも特筆すべきは、「スリープテック」関連。
睡眠を記録するウェアラブル端末やアプリ。太陽光を再現して体内時計のリセットを促す目覚まし時計。睡眠中の体の動きやいびきをモニターする寝具。音や香りで眠りを誘う機器など、多種多様なものが開発され、一大市場化が進んでいます。
数年前から拡大しつつあるスマートホームと連動することで、健康的な生活を目的にライフスタイル全般にまで波及する可能性を秘めています。
シエスタ制度の広がりと可能性
睡眠に関するビジネス領域として場所とツールの2つをご紹介しました。しかし、その対象範囲は「個人・自宅」だけにとどまりません。企業、法人向けにも広がりを見せています。
その一端として、3年ほど前から大手企業やベンチャー企業などで導入されるようになったスペイン発祥の「シエスタ制度」。
シエスタとは、午後1時から4時までの時間で昼寝、読書やウォーキングなどの気分転換を図る制度です。
シエスタには認知能力や集中力の回復、労働の生産性の向上、睡眠不足による疾病リスクの軽減などが実現すると言われており、働き方改革を背景に、大手企業を中心に導入する企業が増えています。
「ちょっと寝ルーム」/西川株式会社
https://www.nishikawa1566.com/business/outline/health-management/powernap_room.html
以上、ビジネスワードとしての「睡眠」についてご紹介しました。
すべての人に関係し、また社会の複雑化と相まって、一際大きなビジネスチャンスを秘めているキーワードです。
ぜひ、新規事業のテーマの1つとして、いい切り口がないか検討してみてください。
途方もない利益の源泉に突き当たるかもしれません。
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