会員制ビジネスとしての習い事
どのテーマであれ、習い事ビジネスの根幹はいわずもがな「会員制度」です。
毎月安定した収入が見込めるという財務基盤を構築し、資産化することも視野に入ります。
会員制ビジネスと聞くと、近年さまざまなカテゴリーで展開が進んでいる「定額課金:サブスクリプション」がすぐさま思い起こされます。
もちろん、どのようなマネタイズにするのか、安定した会員基盤を維持する上で考慮しておくべきポイントであるのは間違いありません。
しかし、何を差し置いても最優先に考えを向けるべきは「継続率」です。
いかに続けてもらうか。
新規顧客獲得コスト>既存顧客維持コストという黄金律がそのすべてを物語ります。
会員制ビジネスのすべてだといっても言い過ぎではありません。
定額課金は継続してもらうための十分条件の1つに過ぎないのです。
ではなぜ、習い事が続かなくなってしまうのか。
社会人の場合、
- ・仕事が忙しくなり、時間がとれなくなった
- ・費用を負担に感じるようになった
- ・異動などによって通えなくなった
- ・興味がなくなった
- ・他のテーマを学ぶ必要が生じた
といった理由が大半の人に当てはまると考えて差し支えないでしょう。
こうした継続への障壁を解消するためには、少なくとも2つの観点が欠かせません。
1)ハードルの低さ(費用面、利用面、心理面)
2)モチベーションの維持
まず続けるためのハードルが低いこと。
デフレ経済や円安による物価高が続く中、できるだけ支出を減らしたい。
通いたいが、場所が遠い。
教室の雰囲気が良くない、といった障壁です。
もう1つの観点はモチベーション。
定期的に受講している。しかし、始めた頃のやる気がいつの間にかどんどん小さくなっている。果たしてこのまま続けていいのだろうか。
この2つの観点をクリアする方法として、
- ・オンライン化
- ・受講内容の見える化
が考えられます。
オンライン化は説明不要でしょう。
ポイントになるのが2つめ。見える化です。
ずいぶん長く通っているが、どれだけ上達したのかがわからない。
こうした感情をカバーするために進捗具合を数値化する。
履歴がスマホで確認できる。目標との差分が数字でわかるといった施策が欠かせません。
今後も拡大の可能性を秘める習い事。
チャンスも大きい分、競争も比例しますが、まず何よりも優先すべきは、利用者感情のメンテナンスです。
感情の時代と呼ばれる現代。気持ちをしっかりとサポートするビジネスにこそチャンスがあるのです。
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