個人で確定申告するための流れ
個人事業主やフリーランスの方が確定申告を行う場合、次のような流れで確定申告(青色申告 or 白色申告)を行います。
1. 提出必須の書類の準備
まずは、確定申告をするにあたって必要となる書類を準備していきます。
確定申告書以外で必要となるもの
個人事業主やフリーランスの方など、個人の方が確定申告をするにあたって、確定申告書以外で必要となるのは、青色申告をしている方については青色申告決算書類、白色申告をしている方については、収支内訳表の提出が必要です。
これらの書類を作成するうえでは、日常的な取引について記載した会計帳簿を作っておかなければなりません。
必要に応じて提出が必要なもの
医療費控除、セルフメディケーション税制、寄付控除などを利用する場合には、それぞれの控除制度に応じて提出が必要な書類が定められています。
そのため、自身が受けたい控除に応じて必要書類を準備しなければなりません。
2. 確定申告書を作成する
次に、確定申告書の作成を行います。
確定申告書には、個人の所得額(個人事業主やフリーランスの方は事業所得)を記入し、その他、それぞれ控除項目についても記入していきます。
3. 税務署に確定申告書類を提出する
青色申告決算書類 or 収支内訳表と確定申告書の準備が済んだら、税務署にそれらを提出します。
確定申告書類の提出・納税の期日は定められているのでそれまでに完了させなければなりません。
確定申告書類を税務署に提出する場合、窓口で提出する方法だけではなく、郵送で提出したり、e-Taxを通じて提出することも可能です。
4. 税金の納付または還付
確定申告を行うと同時に、そこで計算された所得税について納付を行わなければなりません。
確定申告の結果、所得税を納めすぎている場合には、所得税の還付を受けることができます。
まとめ
個人事業主やフリーランスの方が確定申告を行う場合には、青色申告か白色申告のどちらかを行わなければなりません。
青色申告の場合、控除が大きくなりますが、複式簿記に基づいた帳簿の作成・保管に加えて、青色申告決算書類の提出が必要となります。
一方、白色申告の場合には、簡単な帳簿の作成・保管に加えて、収支内訳書の提出が必要となります。
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