固定資産税をPayPayで支払う際の注意点
固定資産税をPayPayで支払うことは大変便利な方法です。しかし、いくつか注意したいポイントがあります。
以下のポイントに注意して支払いを行ってください。
注意点1:納付書の金額が30万円以下の場合のみ決済可能
PayPay請求書払いができるのは納付書の金額が30万円以下の場合に限られます。この合計金額には、延滞税や加算金も含まれています。
30万円を超えるケースでは、PayPay請求書払いを利用できないので注意してください。
アプリでバーコードを読み取っても、決済できない旨が通知されるだけです。
なお、これとは別にPayPayアプリ内での個人設定で利用上限金額を設定している方については、固定資産税を納付できる金額が制限される可能性があるので注意してください。
注意点2:領収書は発行されない
PayPay請求書払いで納税しても、領収書は発行されないので注意してください。
また、納税証明書が発行可能な状態となるまでに、支払い手続きが完了してから1週間程度の時間が必要となります。
領収書や納税証明書が必要な方は、納付書を使ってコンビニなどで決済する必要があります。
金融機関やコンビニエンスストアなどの窓口で支払えば、素早く証明書を受け取れます。
注意点3:支払い後に取り消しは不可
PayPay請求書払いは、支払い後に取り消しをすることができません。
一度支払ったお金の返金は原則できませんので注意してください。
なお、納期限後の納付書である場合でも、PayPayアプリを利用して固定資産税の決済ができます。
延滞税がかかるケースでは、別途延滞税の納付書も別途送付されてくるので必ず確認してください。
注意点4:PayPay払いに対応していない自治体もある
PayPay請求書払いに対応していない自治体もあるので、注意が必要です。
各自治体においてPayPay請求書払いに対応しているかどうかは、PayPay公式のURLから確認することができます。
https://paypay.ne.jp/bill-payment/local/#region
4つのステップで完璧!PayPayで固定資産税を支払う方法
PayPay請求書払いなら、以下の4つのステップで固定資産税を支払うことができます。
以下では、固定資産税をPayPay請求書払いするための手順をわかりやすく解説していきます。
1. アプリのホーム画面にある「スキャン」を選択
まずはPayPayアプリを開き、ホーム画面に表示されているなかからスキャンを選択して、バーコードリーダーを立ち上げます。
2. アプリから納付書のバーコードを読み取る
アプリを通じてバーコードリーダを立ち上げたら、納付書に記載されているバーコードを読み取っていきます。
※アプリ以外のバーコードリーダーを利用しても、固定資産税を納付することはできないので注意してください。
3. 支払い金額を確認して「支払う」ボタンをタップ
バーコードの読み取りが上手くいけば、支払いの詳細と支払金額がアプリ画面上に表示されます。
この表示画面の指示にしたがって「支払う」のボタンをタップすれば支払い完了です。
4. 納付完了画面を確認
アプリを通じて実際に支払いが完了すると「ペイペイ」という音がなります。
これが支払いが完了したことの証です。音量は調整できます。
納付完了画面が出ていることを確認してください。
なお、PayPay請求書払いについては、毎月第3日曜日に定期メンテナンスが行われます。
メンテナンス中の数時間は、PayPay請求書払いを利用することはできません。
まとめ
PayPay請求書払いを利用すれば、いつでもどこでも固定資産税の支払いができます。
固定資産税の支払いは、これまでは金融機関・コンビニなどの店頭で、払込票を使って支払わなければなりませんでした。
しかしPayPay請求書払いを利用すれば、メンテナンス時間を除き、どこからでもスマホだけで支払手続きを完了できます。支払い日を予約することもでき、払い忘れも防止できるでしょう。
自治体によっては対応していないこともあります。
キャンペーンや事前チャージによるポイント還元を活用すれば、納税が少しお得に行えます。ぜひ、活用してみてください。
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