【第2回】ブスのマーケティング論 ブスは斜めで写真を撮るな。
ご無沙汰しております。ブス界のカリスマ、ぺろりんです。早速ですが、SNSには女性経営者のドヤ顔写真ばかり。経営者としては自分は仕事の顔ですからね。でも、ブス経営者は・・・!?ブスマ連載第2回目のはじまりはじまり~。

ご無沙汰しております。
「サンタさーん!」
残念ながらブスのもとにはクリスマスもサンタもきません。
SNSでは女性経営者のドヤ顔写真ばかり。
もううんざりと思っている方も多いかと思います。
写真というものには破壊力がかなりあります。
目を大きくしたり、肌をきれいにしたり様々な加工アプリがあるにせよ、
結局は、素材がよくなければ、素敵な写真にはならないわけです・・・!
例えば・・・
首がつるんじゃないかと思うくらいの斜めに角度をつけた写真。
光りをたっぷり浴びて、さらには血管が切れるくらいの上目遣いの写真。
美人であればさまになるかもしれませんが、ブスではどうでしょうか。
私は常々疑問に思っていました。
「なぜブスは美人と同じポージングで写真を撮ってしまうのでしょうか」
私はひとつの結論に達することができました。
ブスは小さいころから美人を見ては、うらやましいと思って生きてきました。
しかし、整形をする勇気もない。
化粧を勉強してもうまくできない。
これでは生きている価値がない。
そう、自尊心が全く満たされず生きてきました。
しかし、どうにかしてこの自尊心を満たしたい。
そのために美以外の努力を惜しまずしてきたわけです。
勉強やPCスキル、そして、資格が一番わかりやすいかもしれません。
資格というものは種類にもよりますが、取得すれば自尊心を満たすことができます。
「私、税理士なんで」
と、ドヤ顔をした写真を使ってしまったブスは私です。
ただ、資格をとってもブスはブス。
そこは何も変わらないのです。
しかし、資格をとったブスというのは、自尊心が満たされてしまったので
毎朝、鏡に映る自分が新垣結衣ちゃんに見えてしまうわけです。
これは大変な病気です。
この病気が発症してしまうと、美人と同じようなポージングで
撮った写真をSNSにUPしてしまう
わけです。
だって、自分が新垣結衣ちゃんであれば、
みんなに「かわいい」と言われますから、
UPしてしまうんです!
これは、自尊心がいきなり大人になって満たされると起きてしまう病気
「鏡よ鏡。世界で一番美しいのは私病」
なんです。
この病を治すには、荒療治しかありません。
枕元に自分の写真と新垣結衣ちゃんの写真を並べて寝てください。
朝起きて、その写真を直ちに見てください。
ショックでその日は何も仕事が手につかないかもしれませんが、
これで治ります。
自分は自分。ブスはブス。
仮に自分史上最高の出来栄えの写真が撮れたとします。
しかし、ブスはブス。自己判断ではなく、
客観的に第三者に判断をゆだねましょう。
じゃあ、ブスは自分の写真をSNSにUPしてはいけないのでしょうか。
いえ、経営者として自分は仕事の顔です。
積極的にSNSで発信していきましょう。
どんな写真が適切か?
美で勝負せず、インパクト勝負で、顔から視線を逸らせることが重要。
わかりづらいって?
割烹着でも着て、いいから一回写真を撮ってみろ。

著者: ぺろりん
ブス税理士
女一人・顧客ゼロの状態から開業。暇すぎて酒浸りの日々を過ごしていたが、一念発起し、主にウェブを使った集客に成功。「豚に真珠。ブスに資格。」と常々思っていたが、ブスも資格も使い方次第で奇跡を起こすことができると税理士界で初めて証明したブスである。「ブスでも稼げる」これを広めていくことを生業としている税理士。