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元タックスヘイブン ピレネー山脈の小国家「アンドラ公国」潜入記【「旅人会計人 地球紀行」第6回】

家電も…(ヨーロッパの近隣諸国よりは)安い!

家電なども安く買えるようで、町中に家電量販店が軒を連ね、液晶テレビやデジタルカメラ、最新のスマートフォンなどが販売されていました。

最新機種(訪れた当時)が並ぶスマートフォン売り場

例えば当時最新モデルだったiPhone6S 16GBが729ユーロ(当時の為替で約91,000円)。iPhone6S 16GBの日本発売時の価格は86,800円だったのでこの価格だけを見ると「あれ? 安くなくない?」と思ってしまいそうですが、ここには罠があります。

次の記事によると、iPhone6S発売時の価格はフランスで$ 846.54、ドイツで$835.24、イギリスで$832.73と日本の$719.14より大分高く販売されています。

How much does the iPhone 6s cost in each country around the world?
http://www.telegraph.co.uk/technology/2015/12/11/how-much-does-the-iphone-6s-cost-in-each-country-around-the-worl/

私がアンドラを訪れた時は発売から5カ月が経過していたので実売価格は発売当初より下がっていたはずですが、それでもヨーロッパの近隣諸国と比べると安いな、と感じました(近隣諸国での価格を手元に控えていなかったので具体的にどれくらい安かったのかはわかりませんが…)。

買い物だけじゃないアンドラ公国の魅力

世界遺産暫定リストに登録されている「サンタ・コロマ教会」円形の鐘楼が珍しい

このように買い物天国のアンドラ公国ですが、その魅力は免税だけではありません。ピレネー山脈に囲まれたアンドラは観光地としても数々の魅力を持っています。

観光も意外とイケる

ピレネー山中にあるとあって、夏はトレッキング、冬はスキーやスノーボードが盛んです。また世界遺産は「マドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷」一つしかないアンドラ公国ですが、今後世界遺産登録を目指す暫定リストには「サンタ・コロマの歴史的建造物群」や「アンドラのロマネスク教会群」などが含まれています。暫定リストの教会はアンドラ・ラ・ベリャ中心地にあるものも含まれているので、容易に訪れることができます。

特に石造りのサンタ・コロマ教会(写真)は、珍しい円形の鐘楼がピレネーの山間にマッチしていて静かな美しさを醸し出していました。

アンドラはヨーロッパの温泉大国?

アンドラの街を歩いていて最も印象的だった建物がこちらです。

印象的な外観の巨大スパ施設

奇抜なデザインの建築ですが、なにかというと総合スパ施設。料金が高かったので実際に入ってはみませんでしたが、中は温泉や温水プールが入った複合施設ということでした。

アンドラ・ラ・ベリャの町はずれを歩いているときにも湯気が出ているところを発見するなど、この国は温泉国家のようでした。温泉大好き日本人との相性もよさそうですね!

百聞は一見に如かず!アンドラいいとこ一度はおいで

実は、アンドラを実際に訪れるまでぼくは「買い物天国だけど見るところは何もない。つまらない」という話しか聞いたことがありませんでした。しかし、百聞は一見に如かず。日帰りの旅程を組んでしまったことを後悔するくらい魅力あふれる国でした。次は1~2泊したいなとすでに再訪する日のことを夢見ています。自分の目で見ることの大切さを再確認したアンドラ訪問でした。

著者: 三矢英人

旅人会計人

一橋大学商学部経営学科卒業。大手証券会社勤務を経て、米国公認会計士試験合格。2013年11月より長期旅行中の「行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む」がモットーな旧時代的旅行者。3度の飯より酒が好き。『アジア旅行最強ナビ』本文執筆、写真提供

Web: http://mitsuyahideto.com/
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/hideto-mitsuya-49262939
Twitter: @hideto328

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