自衛隊員は年金をいくらもらえるの?

実際、自衛隊員の年金はいくらもらえるのか解説します。

自衛隊員の国民年金の金額

令和5年度の新規裁定者(67歳以下の方)の年金額(老齢基礎年金)の年金額(年額)は、令和5年度において最大795,000円となります。

ただし、この金額は20歳から60歳までの40年間、国民年金の保険料を完全に支払った場合のものです。

自衛隊員の厚生年金の金額

令和5年度の新規裁定者(67歳以下の方)の厚生年金の金額(年額)は、夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額としては2,693,784円であると公表されています。

追加年金

65歳の厚生年金の加入者で、20年以上の加入期間がある人には65歳未満の配偶者や特定の条件を持つ子がいる場合、追加の年金が付与されます。

  • 配偶者:228,700円(令和5年度基準)
  • 子供(最初の2人):1人当たり228,700円(令和5年度基準)
  • 子供(3人目以降):1人当たり76,200円(令和5年度基準)

自衛隊員の厚生年金は、その収入金額(平均報酬)に応じて受け取れる金額が変わる点、また、配偶者や子どもがいるかによって金額が変わります。

まとめ

自衛隊の方についても、年金制度についてその他の業界と異なる点はあまりありません。

しかし、自衛隊の方の多くが50代もしくは30代で退職しています。

そのため、国民年金の満額受給を目指す場合、一定の要件を満たすように注意しなければなりません。

年金制度に対する理解は自衛隊員本人だけではなく、その家族や関連する人々にとっても大切な知識です。


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