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女性記者のひとりごと vol.7 勉強は苦手

「書き終わるとすべての情報が頭からリセットされる」という特異な体質なので、「追いネタ」を書くときは記憶の掘り起こし作業に大変苦労する。

当たり前だが、税金記者は税の専門家ではない。

自分が書いた記事に関してだけピンポイントで詳しくなるけど、
書き終わるとすべての情報が頭からリセットされる(私だけか?)。

読者からの質問に答えているつもりが、逆に教えてもらうことも多い。
そう、取材も含めるとどちらかといえば、いや、圧倒的に教えてもらう立場だ。
この歳になるまで勉強を続けるとは思いもしなかった。

前述のとおり「書き終わるとすべての情報が頭からリセットされる」という特異な体質なので、
「追いネタ」を書くときは記憶の掘り起こし作業に大変苦労する。

例えば裁判ネタ。

二審判決や最高裁判決を記事にする時は、一審判決の判決文や取材ノート、
自分が書いた記事などを読み返しながら拡散された記憶のかけらをたぐり寄せ、繋ぎ合わせていく。
もちろん税法などの関連条文や時にはコンメンタールもひっくり返しながらの作業になる。

一度勉強したことをもう一度勉強するという極めて非効率的な動き。
脳は使わないと退化するというけど、毎日酷使すれば進化するというわけでもなさそうだ。

もちろん個人差も大きいのだろうけど——。

近年、科学技術が急速に進歩しているが、
いつの日か人間の記憶データも、USBメモリのように簡単に出し入れできるようにならないだろうか、
と真剣に考える今日この頃だ。

著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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