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女性記者のひとりごと vol.14 官庁街

戦後は米軍将校の宿舎としても使われていたレトロな庁舎は
歴史的建築物として重要文化財にも指定され、
当時の趣のまま、現在も日本の経済財政の要となっている。


普段の取材は霞が関界隈が多い。
「お堅い街だからつまらない」と言う人もいるけど
私はその「お堅い」中に漂う重厚感が結構好きだ。

とくに戦前に建てられた財務省は圧巻。
戦後は米軍将校の宿舎としても使われていたレトロな庁舎は
歴史的建築物として重要文化財にも指定され、
当時の趣のまま、現在も日本の経済財政の要となっている。

アーチ型の門を入り、中庭を抜けて、
正面玄関を入ったホールにある螺旋階段の赤絨毯は、
多くの要人の靴音を吸収してきたのだろうと思うと
自然と歩く速度もゆっくりになる。

無機質な官庁街、と思いきや、結構自然も多い。
とくに財務省とそのお隣の外務省は、
桜をはじめとする植え込みがいっぱいで四季折々の自然が楽しめる。

樹木が多いので晩夏は蝉の鳴き声が凄い。
ミーンミーンという晩夏の大合唱は、人の会話もかき消すほど。
官庁街と蝉の声という不思議なコントラストは
仕事モードの心をホッコリと癒してくれる。

そんな霞が関で最近私が頻繁に立ち寄るのが
財務省B1のコンビニに常設されている「財務省みやげコーナー」。
紙幣モチーフのタオルや筆記用具、お菓子などが並ぶマニアックな一角だが
ここで売っている「お札せんべい」がマイブームだ。

紙幣柄の焼印が香ばしい甘さ控えめの瓦煎餅。
東京土産などの進物用に利用しているが、
美味しいので自分用にも時々買って帰る。

国会や造幣局でも販売しているので、行かれる機会があったら是非お勧めしたい。

著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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