宝くじは「当せん金附証票法」により非課税扱いとなるため、当選金額は丸々自分のものだ。今年も夢を買うために多くの人が宝くじ売場に足を向ける。

今年も年末ジャンボ宝くじの季節がやってきた。

1等7億円。前後賞合わせて10億円。

宝くじは非課税なので、当選すればこの金額が丸々自分のものになる。

ところで、非課税扱いの根拠を確認しようと税法をめくっても、「宝くじは非課税」とは一言も書かれていない。

このため不安に思う人がいるやもしれないが、ご安心を。

宝くじが非課税となる根拠は「当せん金附証票法」という法律でちゃんとカバーされている。

税金のことなのに税法に載っていないのは違和感ありありだが、実はこれ、宝くじに限った話ではない。

サッカーくじの払戻金の非課税根拠は「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」

健康保険の保険給付は「健康保険法」

失業給付は「雇用保険法」

…と、根拠法がそれぞれ異なるのだ。

非課税規定が税法以外の法律に定められているとはねえ。

ていうか、分かりづらいから税法にまとめてよ、と言いたい。

今年も夢を買うために多くの人が宝くじ売場に足を向ける。

私も明日あたり西銀座チャンスセンターに行ってこよう。

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