株式会社リンクライブ(東京・千代田区,代表取締役社長=澤村大輔氏、以下 「リンクライブ」)が、情報共有ツール「Stock」を正式にローンチ公開した。

「Stock」は「チームの情報ストック」と「タスク管理」ができる情報管理ツールで、2017年9月にβ版を公開。β版の「Stock」はこれまでに2200社を超えるユーザーが利用していたが、その正式版が4月10日ついにローンチされた。β版の公開当初から、「Stock」は会計事務所業務との相性がよいとされており、いくつかの会計事務所が採用していた。「Stock」の主な機能は「チームの情報ストック」と「タスク管理」の2つで、各フォルダに関連するトピックスはノートを作成しメンバーがどんどん書き足していける。テキスト以外にも写真やファイルのアップロードも可能で、チャット機能も搭載されている。

 

ノート機能の一例(提供:Stock)

「会計事務所の先生には、まずはクライアントごとにフォルダを作成していただくことからはじめていただきたいですね。そして、議事録を書いてみる。必要なことはタスクをつくって、スタッフの方たちとチャットでやりとりしてみてください。2~3回試してみるとすぐに使いこなしていただけると思います。」(澤村代表取締役)。
たとえば、消費税の届出関係は会計事務所ではミスが起こることが多く、税理士損害賠償請求事件に発展するケースも少なくないが、「Stock」の活用によって、誰がどこまで業務を完了させているのかが一目瞭然になり、こうしたミスも防げるようになるというわけだ。

今回の正式版のリリースによって、会計事務所やその顧問先の中小企業の働き方改革にどう貢献していくのか、注目が集まる。

 

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